当教室は、土曜日の午前中という、世の社会人がもっともぬくぬくしたい時間帯に行っている教室
要するに、フィジカル的にもメンタル的にも最も休息をとらなければいけない時間帯に稽古を行っています。
そんな時間帯に行う稽古にもかかわらず、本教室の掲げている副目的が「体のメンテナンス(リセット)」
本来あるべき体の状態に、極力導こうというものです。
いい具合に「メンタル的なストレス」は発散されて、
いい具合に「体のアライメントの認識と適度が筋破壊」がおこり、
良質な睡眠とに導け、神経と筋肉の超回復が図れればいいなあー
そんてところに結びつくように、稽古体型を考えて。。。いるかな???
さてさて、そんな体のメンテナンスに向けての<注意点>
道場に来て、すぐに、
準備体操代わりに静的ストレッチ(筋肉を伸ばしたまま数十秒姿勢を保持する)はやめましょう
稽古前に必要な事は何か?
・筋肉を温め、そして柔軟性を増し
・脳と体の回路を連携を構築することです。
すなわち、頭で意識した通りに動ける体の状態を作り上げること
それには、稽古前のストレッチとして動的ストレッチが有効なのです。
※動的ストレッチは、動きの中で腕や足などをいろいろな方向に回すことで、利用する筋群の協調性が増す効果がある
その為、通常の稽古時の準備体操でも静的ストレッチではなく
軽い反動で各方向に体を動かす準備体操(動的ストレッチ)を行い
寝起きの体に対して、頭と体の回路を繋げる(体が起きた状態となる)作業を行っているわけなのです。
では何で静的なストレッチはNGなのか?
それは、静的ストレッチでは
・筋肉を温めることが出来ず
・筋肉の出力能力が落ちてしまい
・冷えた状態では、怪我もしやすい
という事で、稽古前(特に冬場)に行うにはあまり向いていないのです。
でも、悪い事だらけではないのです。
稽古後のクールダウンとして考えると
・収縮によって縮みきった筋肉を一旦伸ばすことで、筋肉のニュートラルな状態を築ける
・ホルモンの放出を施すことで、回復を早くする
といった効果が見込まれるのです。
上記のように、目的に応じて稽古の各段階ごとで何を行うべきかを考えて稽古を行うことで
より効果の出やすい稽古内容に自身で微調整していくことが出来るのかなと思います。
こんなところにも意識を広げてみて稽古してみては如何でしょうか?
人の体は非常に大胆でもあるけど繊細でもあり、ちょっとしたところで稽古の効果に大きく影響があったりして
ってか、体は一生付き合うものですから、
良く知っておきたいものですもんね。。。
たまには稽古風景の写真でも。。。