フィンドホーンのプログラムの中には、
「グループプロジェクト」という時間が設けられていて、
メンバー全員が一緒になって何かに取り組む時間があります。
土曜から始まったプログラムも、半ばを過ぎた頃に行われるのですが、
私たちは、その時間を使って、日本食を料理することにしました。
きっと、コミュニテイの皆様には、これが一番喜ばれるんでしょうね~
何しろ、日本食を食べられるレストランはフォレスに無いし、
アバデイーンまで行けば駅付近に“回転すし”があるものの、
高いし、見たところあんまり美味しそうではなかったな・・・
さて、メニューは
巻き寿司、野菜の天ぷら、サラダ、けんちん汁
どれも、外国の方に受けそうなものばかりです
私はサラダ組に入りました。
料理は苦手分野なのですが、組の中には強力な助っ人Nさんが居たので大安心。
彼は日本ではシェフでもあり、料理も教えていらっしゃるくらいの方なので、
指示された通りに動くだけです(らくち~ん)
パスタサラダを創ることにしたののですが、
ドレッシングがメインなので、
オレンジ、レモン、塩、オイル・・・
言われたものを食糧庫から集めて来て、絞ったり、刻んだり。
クルーニーキッチンのスタッフの中から一人、
クレイグさんが手伝ってくれたので、
わからないことがあると、彼に教えてもらえます。
こういう時、片言でも英語が話せるので、度胸でなんでも聞けて
「あ~良かったな~」と思いました。
ニンニクがNGな方もいるので、
別バージョンでニンニク抜きのドレッシングを創ったら、それがまた美味しいのなんのって
さすが、Nさん!
「うん、おいしい」「うん、いける」なんて味見しながら創ったので
お手伝いしているだけでも楽しくなりました
出来上がった巻き寿司を手に、
みんなでピース
私たち、15人が一生懸命 クルーニーキッチンで働いていると
その様子を見た何人かの方から、
「こんなにたくさんの人がクルーニーキッチンで一緒に料理しているの、
初めてみたよ!」
と、びっくりして声をかけられることがありました。
『15人』だと知ると
「これは間違いなく記録的な 最多人数だよ」と言いながら、
楽しそうに働いている私たちを見て、嬉しそうでした。
うふふ
つづく・・・