あっけなく、、、
息子の 「 最後の夏 」 が終わった。
10年間続けた野球だったけれど、彼にとって高校野球は辛かったハズ。
色々な意味で。
振り返ると・・・
ケガと挫折の繰り返しだった。
少し期待をして試合の応援へ出かけても
いつも陽のあたる場所の真ん中にいた息子は
グラウンドのどこを探してもいなかった。
最後はサポートにまわり、ボール磨きやメンバーの練習補助だ。
自宅にメンバーのグローブを持ち帰ってオイルを塗ったり
スポーツ店へ道具の修理の依頼をしに出かけたり。
正直に言うと、
親だって全く楽しくないし面白くない。
息子が出てない試合なんて見るのも辛い時期があった。
どうしても中学までの息子と比較してしまい
現状の息子が不憫にさえ思えてくる( 失礼な話だけど )
だけど、
一番やってられないのは本人だったと思う。
最後のボールが相手チームのグローブに収まった瞬間
息子はスタンドで泣き崩れていた。
「 夢 」 は夢で終わったけれど、良い勉強をさせていただいたと思う。
人生を生き抜く為に必要な 挫折 を味わった。
私も母親として色々な経験をさせていただいた。
良いことも悪いことも、全部ひっくるめて私の人生を豊かにしてくれた息子の夢に
ありがとう
と心を込めて言いたいです。
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