入院する前は、退院するのがゴールだと、漠然と思っていました。

もちろん、私の全身性強皮症っていう病気は、
難病指定されているくらいの病気だから、一生完治しないってことはわかっていた・・・

けれど、予定されていた入院期間が長かった(6週間)ってこともあって、
退院がゴール!!!って、なんとなく思ってしまっていたんですよね。

つまり、退院したら、元通りの生活がおくれる!!って思っちゃっていたんです。

それが、なんか違うぞ???・・・と思い始めたのがこのころ。

大量のステロイドを飲み続ける生活は、病院にいるうちは、特に問題もなく過ごせます。
(安心して生活できる、という意味で。)

ステロイドは、治療が進むに従って、徐々に量が減っていきます。

けれど、その減り方は、本当に本当にゆっくりなんです。

そして、この治療をしている人のほとんどのパターンが、
ステロイドの量が25mgに減ったら、その後1週間経過で、すぐ退院!というパターン。

つまり、ステロイドが25mgになった日から、1週間後が、理論上は退院の日になるということ。

このころはちょうど「あと数日くらいで25mgになるなぁーーー」という頃。

でもでも!!!

あれ?このままあと1週間ちょいで、すぐに病院追い出されちゃって、大丈夫なのか???
ぜんっぜん!ホントに全然!!良くなってないぞーーーー!!!

むしろ、入院前より、いろいろ不自由になってしまってるよぉーーーー

というのが、本音。


そうか。
これからが、本当の意味での治療(戦い)のスタートなんだ・・・と、実感。

いろいろ不自由になってしまってる、こんな状況の中で、
日常生活もちゃんとできるように頑張らなければいけないし、
一日も早く、仕事に復帰しなければならない。

うわーーーーーーー

これから、ほんとに大変だぞーーーーーーー