みなさま、こんにちは！
昨日行ってきました。
能楽界の次世代を担う、観世流能楽師武田文志さんのご案内で武田修能館の『虫干（むしぼし）』に初参加です。
この『虫干』とは・・・
知る人ぞ知る能楽の裏側のイベントで、年に一度夏に所蔵の全
ての装束を所狭しと干し、同時に傷んでいるものは修繕をするという行事です。
いかがですか？ 所狭しと・・・、の意味がお分かりいただけたかと。
しかも武田文志さんご本人がそれぞれの衣装を解説してくださるという、なんとも贅沢な催しでございました。
中には約４００年前の装束もあり、積み重ねた歴史の重みをヒシヒシと感じます。
そして・・・、
なんと、能役者さんにとっては「命」ともいわれる能面まで拝見させていただきました。
いま文志さんが手にされている能面は武田家の家宝級のもので、これも約４００年前のものだそうです。
約７００年続く「能楽」の世界ならではの深さを味わえました。
次は是非とも能舞台を楽しみたいと思います。
五代目