最近の結婚式前の両家の儀式としては「結納」を省略して、両家家族との「顔合わせの食事会」が今の主流です。進め方としては、段取りを両家の親同士に直接させない事です。新郎、新婦でうまく調整しながら進める事が大事です。そこではやはり新婦側が一歩譲り、新郎側の意見を優先させる事も波風立てない上手な進め方です。
最初の確認で最も大切なのは、結納を省く事をお互いの親が本当に納得しているかが重要です。結納を強くこだわる家もあるのです。この答えをしっかり出さないと前には進めません。
１．「顔合わせの場所を決める」
両家の合意が得られれば後は場所決めです。そこで挙式、披露宴の会場を先に決めておくと好都合です。例えば式場がホテルの場合ならば、そのホテル内のレストランで行うのが一番良い。事前のホテルの下見を兼ねられるし、親族が宿泊するのであればそれも確かめられる。まだでしたら、両家の中間点の都市駅近くの場所を選ぶと良いでしょう。
１．「料理内容」
一般的には、「和食の会席」がお勧めですが、お互いの親の好みが同じであれば「フレンチ」でも「中国料理」でも構わない。いずれにせよ「個室のあるお店」を選びましょう。たとえ和室であっても「椅子席の個室」を選択する方が年配者には無難です。予約時には、料理コースの予約もしておくのですが、お相手の親のアレルギーや、嫌いな食材も前もってチェックしておきそれも伝えておきましょう。
３．「予約・料金」
予約の際には、金額の高い「顔合わせプラン」などを勧められるでしょうが、不要な付帯サービスもついている場合もありますので、予約前にHPなどで各コース内容・料金詳細を確認し、店側に押し切られないよう注意して下さい。
４．「支払い」
支払いの際に両家がもめるケースがあります。「お相手側が全額を支払ってしまった事に関してです」。これらのトラブルの原因は、事前に支払い方法を両家で決めておかないからです。これは新郎新婦が先導して会食前に決めておきましょう。参考までに、支払いで一番多いケースは新郎新婦（子供）払いです。次に両家折半、三番目は新郎支払い。
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山崎雅夫
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