「白鵬よ泣くな!」あなたの気持ちはあなたにしか分からない。 | 神奈川県 横浜市の結婚相談所「フォローウィンド」のブログ「婚活しま専科」

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元ホテルマン仲人 横浜結婚相談所「フォローウィンド」山﨑です。

本日もご覧いただきまして、ありがとうございます。


昨日横綱白鵬が36回目の優勝を飾ったが、その優勝がかかった千秋楽の最後の一番横綱日馬富士との対戦で、体をかわし変化して勝った事で、今日のスポーツ紙は大きく取り上げていた。


実際私もテレビを見ていて、表彰式でのブーイングや横綱の涙の会見の場面も見ていた。




今場所最後のクライマックスで稀勢の里との優勝決定戦になるか、それとも日馬富士を破って自力で優勝を飾るかで日本中の相撲ファンはその一番に大いに興味と期待を寄せていた。


当然横綱相撲と言われるがっぷり四つの力の入る相撲を期待していた。

それが、立ち合いすぐで勝負は決まった。日馬富士のぶつかる相手の白鵬が体をかわしたからだ。目の前の横綱が消えてしまった日馬富士は一直線で土俵外にダッシュのごとく走り去った。

館内はブーイングとヤジ、ため息、あきれて続々席を立つ人。拍手なんてまばら。優勝を決めた白鵬が支度部屋に戻るときなども拍手が無い。こんな優勝場面を見たのは初めてだった。


ヤジや声を出さない観客はその場を去ることで、その感情を表している。

なんと表彰式には席の半分以上は空席。前代未聞。


これからは私見を言わせてもらう。

さてこの勝負、解説者の元横綱北の富士や舞の海はやはり「横綱の相撲としてはいかがか」と評論していたが、北の富士は元横綱、当然横綱としての苦悩を味わっているから一言の言葉の重みも伝わる。


しかし舞の海の言葉には同じ相撲人としての思いや気持ちがこちらには一つも伝わらなかった。なぜだろう。白鵬の心を見れていないからだ。横綱としての重圧や深い心境が分からないのだ。それを聞きたいのに。世間と同じ横綱としての一般論を聞いても意味がない。


私は特に白鵬が好きとか嫌いとかは無いが、横綱としての圧倒的な勝ち相撲は凄みを感じていたし、あの大鵬を上回る優勝回数含め、長年の成績には敬意をはらってきた。現在でも。


今日の千秋楽の場面で一番がっかりしたのは、私は日本人のファンの方だった。


昔から日本人は「判官びいき」が日本人の優しい感情であったはずだ。

弱者が自分より強いものに対して、無心で立ち向かう姿や態度に対してたとえ向こうに力の正義があった場合でも、弱い立場の側に立って応援するのが日本人の気質だったはずだ。


何を言っているのか!白鵬は横綱じゃないか、弱者では無く逆に強者だろうと思われるのは当然だが、そうだろうか!白鵬は日本人ではない。遠い外国から親元を離れて何も知らない相撲界に入り、血のにじむような稽古と努力で横綱まで登りつめた。親の期待と祖国の誇りを背負って。


いくら人種差別のない国と言っても、やはり外国人の横綱である。日本人に勝ってもらいたいと思っているのは日本人としては当然の事。勝てば勝つほど嫌われる。常に敵は日本人の大勢の相撲ファンである。


そんな日本人からの圧力を相撲を勝つことで克服してきた。いまや白鵬の強さを日本中が称えていた。そして日本人以上に相撲界に貢献してきた。

国技の相撲の低迷をずっと支えてきた恩人と思っていたのである。


それがだ、千秋楽のヤジやブーイングはなんだ。大横綱に対しての礼節も無い。

しかしこの事には布石があったと思っている。それは先場所の琴奨菊の優勝だ。今場所優勝すれば日本人横綱が誕生すると日本中が舞い上がってしまった。今場所スタートから横綱白鵬は、日本中の相撲ファンから勝つなと思われていたのだ。


又、終盤には稀勢の里の優勝の望みもあった為、おバカな日本人はすっかり白鵬倒しに熱中していた。日本人力士が横綱になれると夢を追った。その絶好のチャンスを白鵬があのような勝ち方でつぶしたものだから、一気に不満が爆発したのではないか。

私はテレビの前で妻に良く見てよ!白鵬の相撲。たぶんすごい相撲になるよとと言っていた。それがあの結果。放心状態。あーあそれないよ。しかしその時の感情は怒りではなかった。しかしとにかくすごいね優勝。どうしても白鵬には勝てないね!そんな気持ち。


横綱白鵬は確かに日本人独自の礼節、しきたり、文化、相撲道において問題はいくつもあった。しかし千秋楽の一部の日本人こそ日本の国技の相撲に対する礼節を欠いた態度だったと私は思う。


私は絶対的な強さというものの中には、冷酷さ、残忍さ、悪の部分などのエッセンスが必ず存在していると思っている。我々が隠して出せないでいる裏のエネルギーを勝負の世界の中に見つけて興奮するのである。白鵬の中にもそれを見つけた。だから絶対的な強さを維持できるのである。


今場所を見ていて、稀勢の里も全勝の琴奨菊戦では、やはり変化して勝った。同じくカド番の大関豪栄道も同じくやった。勝敗にこだわったからだ。勝利の確率が最も高い戦法をとったのだ。こっちの日本人には文句言わないの?


だいぶ回り道にそれたが、インタビューで流した白鵬の涙は、相撲界で味わってきた数々の人には言えない偏見や差別を乗り越え、相撲界をたった一人で背負ってきた孤独の悲しみを、「日本人よ!なぜ分かってくれないのか」と泣いているようにも見えた。

私は、横綱の涙を見てふとそう感じたのです。


横綱白鵬関、優勝本当におめでとう。あなたはすごい!


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