12時間ぶりに目をさました。
そこは
あにぃの家のベッドの上で
とても
落ち着いた気分だった。
思えば日本に来てから
10日間
毎日朝6時まで飲み
そこが、どこかも
分からない場所で寝ていて
「遊び過ぎ」などという
言葉のオブラートでは
包めない程
遊びまくって
僕のバッテリーはゼロになっていた
仕事をしないで遊んでいると
不安定になる街
Tokyo
何者かでいなくては
ならない街
Tokyo
下りのエスカレーターを
上らなくてはならない街
Tokyo
僕は
この街で生まれ
この街で育ち
多くの光と
闇を見てきたが
今
僕の中で
なんだか
つじつまが合わない「左側通行」
目を見ないでかわされる「挨拶」
あまりにも合理的に作られた「システム」
ドイツにいる仲間達から
「思いっきり羽をのばして来い」と
送り出されたが
Tokyoは
なんだか
ドキドキする街だね
ヨーロッパに帰りたいような
変な気分で
生まれて初めて
ホームシック的な
陽たん
「遊び」が足りないのかな?
ちゃお!