フルーツとアロマセラピー2.コロンビアのフルーツジュース | 兼業主夫日誌@メキシコシティ

フルーツとアロマセラピー2.コロンビアのフルーツジュース

兼業主夫日誌@ボゴタ
ジューサーにびっしり入った南米のフルーツ
これで4人分ぐらい
中味はバナナ、リンゴ、キウイ、メロン、そしてアロエ
メロンはよけいだったかも



 コロンビア人はフルーツジュースが大好きだ。朝昼晩ご飯時にフーゴ(Jugo)ジュース!ビアホールにだって生ジュースが最低4、5種類はメニューに載っている。いわゆる100%ジュースではない(オレンジやマンダリンを除く)フルーツだけでミキサーにかけてもペースト状になるだけだ。だからお店でジュースを頼むときにはフルーツをまず選ぶ(2種類以上を混ぜたりはしない)。そして大抵、エン・アグア、オ・レチェ?(En Agua o Leche?)水か牛乳か?と訪ねられる。ミキサーに生フルーツ(冷凍の場合もある)とたっぷり砂糖、そして水もしくは牛乳を入れて撹拌。15秒で新鮮なフルーツジュースの出来上がり。最初は砂糖の甘さに辟易したが、後日それは調整可能である事が判明。砂糖なしと頼むと「ホントに砂糖なし?」と2度ぐらい聞き返されるけどちゃんと作ってくれる。自分は牛乳が飲めない(乳糖不耐症なのだ)からいつもEn Aguaで。大きめのコップに1杯分にかなりの量のフルーツが入っている。砂糖を程々に(もしくは入れない)して糖分の量だけ気をつければ消化もいい(フルーツが胃に滞留する時間は平均30分だそうだ)しビタミンや食物繊維が豊富にとれる。そして美味しくて安くて体にいいとなればいう事なしだ。


 モラ、マラクジャ、トマテ・デ・アルボル、プラタノ、フレサ、ピニャ、ドゥラスノ、グァバナ、ナランハ、マンダリナ、リモン、マンサナ、マラクジャ、、、、等等。そしてコロンビアではそれぞれのフルーツに(薬草や野菜にも)“効能”があると信じられている。医食同源の中医学や漢方のようではないか。自分もコロンビア人が書いたフルーツセラピー本を読みながら毎朝フルーツジュースにアロエ(アロエの果肉には子宮の収縮作用があるらしく妊婦の方は考えて飲む必要があるらしい)を入れたヤツを飲むようになった。そのお陰か体の調子がすごく良い。


 効能があると言えばハーブティー。Mは元々ハーブティー好きだけど自分はコーヒーばっかりであまり飲まなかった。だがしかし、こちらのハーブティーは美味しいのだ。コロンビアではアロマティカと呼ばれているこの飲み物。実にいろんなレシピがあり何が入るかで香りも味も色もかなり異なる。今は日常的に水だししたハーブティーを家族で飲んでいるし、気分に合わせて温かいいろんなレシピのアロマティカを楽しむようになった。


 南米のフルーツとフルーツジュース、そしてアロマティカの事を書いていきたい。


終(2012年2月13日了)


次は---フルーツとアロマセラピー3.サビラ(Sabila)


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