とか何とか言っちゃったりなんかしたりなんかして
エリック・アイドルとニール・イネスの「The Rutles All You Need Is Cash(邦題;4人もアイドル!)』を観る。何年ぶりでしょうか? 初めて見たのは70年代の終わり頃だったか、80年代初めだったか、定かではないが、12チャンネルあたりのテレビで放映されたものを見たような気がする…。ホントに忘れていて、ただ爆笑というよりニヤリの連続だったことだけ覚えています。もしかすると、ラトルズとの出会いは、そのサウンドトラック(?)が先行していたかもしれません。日本盤(もちろんアナログ盤)では「ルートルズ」と表記されていたような朧げな記憶もあります。何れにしても今回の鑑賞(!)ではニヤリというより、なんか色々考えてしまった。その最大のテーマは、日本でこういう作品が生まれることはあるのだろうか、ということです。日本文化には(近代の、との限定を付すべきかもしれません)、自らを笑う伝統がないからです。いわゆるユーモアがないというか、シャレが通じないというか、そういう人がニホンにはたくさんいる、みたいな。ユーモアと滑稽は全く違ったものだとは感覚的にも了解できることですが、それも案外通用しない場面が(再び、とこれもいうべきか)増えつつあるような気がします。
そういえばジョン・クリーズの自伝『モンティ・パイソンができるまで』(早川書房)が出ましたが、まだ最初の20ページほどしか読んでいません。
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