【追記あり】新座大和田の商業施設建設について | yogiyo観察日記

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新座のコストコ出店については、過去に何度か記事にしています。

場所は、川越街道の英インター近く。
池袋方面から進むと、新座駅と武蔵野線のガードを過ぎると、右にカーブする下り坂を降りていきます。すると左手にパチンコことぶきが見えてますが、その裏手の辺りです。

結論から言えば、コストコ出店が見送りになったということでした。

新座のコストコ進出は中止の可能性高し【追記あり】中止になりました
http://ameblo.jp/yogiyo/entry-11511163141.html

幻に消えた新座コストコの裏話
http://ameblo.jp/yogiyo/entry-11630683806.html

ところで、新座市役所HPで平成25年12月6日に更新された記事に気になる文面が出てきました。

大雑把にいえば
「大和田の区画整理地区で商業施設作りたい人、手を挙げてね!」
ということです。

その条件の中に

「店舗等の用に供する部分の床面積の合計は対象地全体(約4ヘクタール)で2万平方メートルを超えないこととします。」

合計で床面積2万平米以下という点がキーポイントです。

コストコが出店を断念した理由はというと・・・

「1万4千平米を確保できなかったから」です。(ソース記事

この記述を真に受ければ、2万平米以下ということでコストコ進出の妨げになっていた制限が無くなるということです。

しかし、新座市の須田市長は市議会でこうも語っています。

「その中の店舗が、ではここですね。では、このうちの2店舗ですねと、そんなところまで言ってきているわけです。その1店舗は1万平米以下ですよと、こういうふうにもう言ってきてしまっている。」(平成25年6月11日市議会発言)

文脈を整理すると、埼玉県からの指導で1店舗当たり1万平米以下、それが2店舗まで。それ以上の規模の商業施設を作るというなら区画整理を許可しないぞ、と言われたということです。

つまり、1店舗1万平米×2店舗で2万平米、という計算式が成り立つわけです。

県の許認可の権限は絶大です。この指導がひっくり返ることはまずないでしょう。

12月下旬に募集要項が出るそうなので、そこで「1店舗あたり1万平米以下にしなさい」という記述があるかどうかが次のポイントです。

もしも、その記述がなければ…、

ひょっとしたら、ひょっとすると、コストコ再出店という可能性もゼロではなくなります。

厳しそうな話ですが、引き続きウォッチしていきたいと思います。


新座市役所のページ
12月下旬に商業施設立地事業者の募集を行ないます ~(仮称)大和田二・三丁目土地区画整理事業~
http://www.city.niiza.lg.jp/soshiki/32/syougyobosyuuyotei.html

【12/23追記】

ということで、12/20新座市役所に募集要項が出ました。
結論から言うと…

コストコ再出店はあり得ないという事実

募集要項の8ページ目にはっきりと記載されていました。

商業地(約4ha)すべての土地利用をすることとし、店舗等の用途に供する部分の床面積の合計は対象区域全体で2万㎡を超えることはできません(地区計画で規制します)また、工業地域のため、1敷地当たりの当該床面積の合計は1万㎡を超えることはできません。なお、1店舗のみの提案は不可とします。(例)当該床面積1万㎡で1店舗、同じく5千㎡で2店舗の合計3店舗の提案等

(下線はyogiyo記載)

まるで新座市の担当者がこのブログを見たかのような、はっきりとした記載がされていました。

なので、コストコ出店の条件1万4千平米を建てることが出来ず、出店は不可能といっていいでしょう。

ちなみに、近隣にあるウニクス三芳は延べ床面積が1万7千平米なので、あのような商業施設が出来上がる可能性はあるということですね。

募集要項のリンク
http://www.city.niiza.lg.jp/soshiki/32/syougyousiseturittijigyousya.html

【2014/2/24追記】
続報です。募集の結果、カインズホーム系が出店する見込みとなりました。
記事はこちらをクリック。