ヨーガ療法学会研究総会in札幌 その1 | on & on

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ヨーガやアーユルヴェーダのこと、猫のこと、自然療法のこと、ことことこと。。

行ってきました札幌~!!

大阪では汗だくになりながら荷物抱えて走り回ってたのに、札幌に着いたら最高17℃…

完全に服装間違えて、鼻たれ小僧になりました…
寒かった…

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総会には文字通り『全国』、地元北海道の方から沖縄の方まで参加されていて、
これ程までにヨーガ療法というものが広まっているのかと驚きました。

会場に着くまでは何だか心細かったんですが、
一歩中に入ると
「あー!!久しぶり!」
「いたいたー!」
と関西の皆さんの見慣れたお顔を拝見して、とっても安心しました。

まずは1番の目的であるポスター発表のパネルを貼りに発表会場へ…
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そして総会の会場へ移動。
やっぱり若干遅刻で端っこの席へ。。
(すぐに余裕ぶっこいていっつもギリギリになる悪い癖です)
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先生方のお話の詳細はまた次の機会に…
ほんと興味深いお話だったのできちんとご紹介します☆

私の発表は午前中でした。
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もうね、皆さん正装されてきちんとセットしてるのに、
私なんかジーパンで髪の毛もぼさぼさ。。
バチ当たりますよむっ

発表内容は
『抑うつ症に対するヨーガ療法指導報告』

たった5分間の発表ですが、そのために皆さん一生懸命ご準備されて、
自分の持てる知識をフルに使って真っ正面から実習者さんと向き合ってこられた、
その結晶が同じ空間でいくつも発表されていく様子はほんと圧巻でした。
皆さん心からヨーガの素晴らしさを信じておられ、その素晴らしいツールを用いて少しでも多くの方の力になりたいと思ってらっしゃる。
そんな熱意が心の奥まで染み渡ってきました。
私も頑張らないと。

お昼ごはんはお弁当でしたが、席がいっぱいで、たまたま1人でお食事されていたおじいさまと合席させて頂きました。
お話してみると、なんと福島のヨーガ療法士さん目
御歳70歳で、65歳時にヨーガを始められ、昨年から指導を始められたとのこと。
ヨーガはほんとagelessですね。
福島市内にお住いだそうで、定期的に被災地を回って、ヨーガカウンセリングや指導をなさっているそう。

が、実際ご家族を亡くされた方々を目の前にして、ヨーガをしましょうとか、励ますなんてことなかなか出来ないと仰っておられましたが、そんな中でも懸命に力になろうとされている70歳の先生の目の輝きを見て、
自分がいかに小さいことに拘っていたか思い知らされました。
私にできることなんて無限にあるんだと。

それから、生活の中で感じる放射能のストレスのお話などもたくさん伺いました。

Om(aum)、オーム。
全てに応諾する(Om)するということ。
ヨーガの考えのベースではありますが、実際にご自身が被災され、初めてその意味が分かったと仰ってました。

なぜ私が。
なぜ東北だけが。
なぜ福島が原発の被害を受けるのか。

と思ってしまいがちだけど、起きてしまったことを嘆くのではなく、如何に応諾して、全てを受け入れ前に進むか。

それこそがヨーガの教えの意味することなんだと実感されたそうです。

そして、学会のたった30分程度のお昼ごはんの時間に、こんな貴重なお話を伺えた偶然に、またまた感謝の気持ちでいっぱいになりました。

一期一会。

最近ほんとによく思いますが、
やっぱりヨーガをやっていてよかった。

ありがたい経験ができました。





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