グル・プージャ@ニケタン | yoga space ARATI

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1週間前の日曜日、ヨーガ・セラピーを学んでいる日本ヨーガ・ニケタンで、
「グルプージャ・アグニホートラ」がありました。

グルとは、師のこと。
プージャはお祭りとか、式典。

文字通り、歴代のお師匠様たちに感謝して、今後1年間のヨーガ修行に対する決意を記念する火祭り、という意味です。

カナダのアシュラムでは、
1カ月の間に何度かグルプージャをはじめとして、色んなプージャがありましたが、
果たしていつも勉強させていただいているこの場所で、どんな火祭りが??!!

ということで、ヨーガ友と行ってきました。

お花を持っていく必要があったので、前日のレッスン後、あわててライフで入手。
当日は、式の後にランチの約束&観劇があったので、それに合う服装に着替えて出かけようとしたときに、「あれ…?」と思い直し…白い服に着替えてみました。

アシュラムで言われたのは、式などの時は、学びの黄色かピュアな白。
特にシバナンダは派手な服装や露出度の高い服装(たとえばランニングやビキニ)はNGでした。

実際に会場では、白い服の方やインドのサリーのような恰好の人が多かったです。

ちなみに、こういう式は、食事をせず、清いままで出席するのですが
(アシュラムでも毎日の礼拝の前には食べちゃダメ)、
それはすっかり忘れてたのと、終了時刻まで耐える自信がなかったので、
妊婦ということに甘えて朝食はいただいていきました。

さて、朝早い7:30開始のでそんなに来ないかな?と思ってたところ、
阪神電車にはお花を持った人が結構いて、知り合いにも遭遇して、みんなで向かいました。

行ってみると、会場には結構な人が。最終的には100人以上いたと思います。

時間が来ると、木村先生の指示のもと、中央に火が炊かれ、火祭りが始まりました。

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真言(マントラ)集と護摩、そして香草だったかな?が配られ、
ずーっとマントラを唱え続けます。

そして順番に火の回りに移動して、1本目は「今後一年間、ヨガを通して自分自身がどうありたいか」
2本目は「家族とどうありたいか」、3本目は「周りの人とどうありたいか」
といった感じで、心に思い浮かべながら、火に投げ入れて、浄化していきます。

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その後、前に飾ってある師の写真に感謝して、
木村先生の前に行き、手首に赤い糸を結んでもらいます。

2時間ほどで終了したのですが、異空間での不思議な時間。
あっという間でした。

マントラの意味も全然わからないし、みんなの真似をしているだけ、という場面もありましたが、
神聖な場が準備され、そこでゆったりとした時間を過ごすことができて、
なんだかエネルギーがチャージされました。

私は子供のころから大学くらいまでずっと教会に行っていて、
その神聖な雰囲気や賛美することが楽しかったのですが、
宗教は違えど、共通する部分がたくさんあります。

ヨーガを通してこういった機会を与えられて感謝します!