こんにちは。
先日、こんな記事をあげました。
この記事で私は「失敗とは情報収集だ」と書きました。
これについて少し反省しまして。
ダイエットトレーナーとしての視点から書いたのですが
それでは単なる一意見だな、と。
このブログは
「ヨガから学ぶダイエット」
と名付けていますが
「ヨガの知恵を日常に生かす」
ということをコンセプトに
ダイエット中の苦しみをどうやってヨガの知恵を借りて乗り越えるかを綴っています。
(そうなん?!って思うくらい、最近は好き放題書いてしまっていますが)
それなのに、こんなシリアスな悩みにヨガ哲学抜きで語ってしまったことに反省しました。
とゆうわけで
「失敗を乗り越える方法」
を改めてヨガ哲学を踏まえて綴ってみたいと思います。
ではいきます。
いつものやつ。
いでよ、ヨガ哲学。
うーーん、
調べた結果、
ヨガ哲学に「失敗」という言葉はでてきませんでした。
「苦しみ」はあります。
しかし
「失敗」という概念はありません。
なぜか?
理由は一つでしょう。
「失敗」はこの世に存在しないから。
以上。
ヨガ哲学はこの世の苦しみについてすべからく書かれています。
書かれていないということは、存在しないのでしょう。
では、何が問題なのか?
「失敗」は、あなたが勝手にその出来事に意味づけをしただけの話です。
この世に存在しないはずの「失敗」がなぜあなたの中に生まれるのか、それこそが解決すべき問題だと感じます。
ーーーーー
物事はただ起こるだけです。
火山が噴火することに「いい」「悪い」はなく
ただそうあるだけです。
ただそのままを受け取れば
そこに苦しみはありません。
そこに意味づけをするから
苦しむことになります。
しかし、私たちは敢えてそうしようと意識しているわけではありません。
「してしまう」のです。
なぜ意味づけを「してしまう」のか。
煩悩があるからです。
サンスクリット語でクレーシャと言い、5つあります。
無知
自己意識(エゴイズム)
憎悪(嫌悪)
貪欲(執着)
生命欲(死への恐怖)
これら5つのどれかによって人は苦しみを生むとヨガ哲学は説きます。
では、今回の失敗と認識してしまうことは、この5つのどれに当てはまるのでしょうか。
しんきんぐたーいむ!
チク
タク
チク
タク
チクタクチクタクチクタクチクタクチクタクチクタクチクタクチクタクチクタクチクタクチクタクチクタクチクタクチクタクチクタクチクタクキムタクチクタクチクタクチクタクチクタクチクタクチクタク
ピーン!
(一箇所キムタクがありました。←だからなに)
正解は
自己意識(エゴイズム)
であると私は思います。
自己意識というと難しいですが
エゴイズムというとイメージもつきやすいのではないでしょうか。
つまり、
「こうであらねばならない」と思うこと
自分の中の正義・正解。
「それはあなたのエゴだよ」
この言葉の意味は
「あなたが勝手に作った正解(だから私に押し付けるな)」
ということです。
あなただけの正解です。
それをあたかもこの世ではこうあらねばならないと考えてしまう。
だから
「失敗」が生まれるわけです。
失敗を乗り越えるためにはどうするのか。
失敗を作り出さない心の有り方、物の見方が、
何より強い自分を作ってくれるのではないでしょうか。
ヨガ哲学をダイエットに活かそうシリーズ
⚫︎体重への執着に関して
⚫︎太陽礼拝に関して
⚫︎ある、に意識を向ける
⚫︎平常心に関して
⚫︎ストレスに関して
⚫︎ダイエットの怠惰に関して
⚫︎ヨガに関して
⚫︎ヨガの大いなる真剣さに関して
⚫︎ダイエット中に食べちゃう、に関して
⚫︎その他ヨガのお話