こんにちは。
さて、前回の続きです。
そもそも、ダイエット中って体重をはかる方がいいのか、はからない方がいいのか、どっちがいいんでしょうか?
それがストレスになるならはからない方がいい、というのは分かります。
でもダイエットは自己管理の塊です。
なので、やはり目標となりやすい数字を意識することはとても重要です。
ダイエット法が間違っていないかを確認するのも大事ですしね。
そんな中、はからない方がいい場合がやはりあります。
゚・:,。☆゚・:,。 今日は心のお話です゚・:,。☆゚・:,。
ヨガを始めて間もないこの女性。
こんな感じで前にのんびり前屈しており
まだまだ身体の事も何もわかっていません。
そんな彼女が
ここまでなるのにはいったいいくら時間がかかるのでしょうか。
でも、ヨガはみんなにここを目指すように伝えます。
し、彼女も必ずできるようになります。
(身体的に特別な問題がない限り)
どうやって行えるようになるのでしょうか。
そこには、コツもテクニックも筋肉も何もなく、
みんなに一律同じポーズで同じ順番で行うように伝えます。
そこに必要なのは
ただ繰り返し繰り返し行うだけです。
ただ反復。
なんなら、ただの反復。
大事なのは
見返りを求めないこと。
しかし、人は頭がいいので反復すると必ず湧き出てくるんです。
執着
が。
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【執着】
一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。
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これを持つと苦しみを生むとヨガは教えてくれます。
最初は自分が高みを目指して目標としていたポーズたちが
手に入りそうになった瞬間、執着が湧き出て
最大限頑張れなくなるんです。
これってすごいパラドックスだと思うんです。
そこに行きたいんです。
それをつかみたいんです。
なのにそれを思えば思うほど、それをつかめなくなるんです。
執着はそんな力を持っています。
このポーズって一生懸命頑張っていると思うじゃないですか。
でも、このポーズ頑張っちゃいけないんですよ。
このポーズを少しでも「もっと」って進めようとしても
「きついな」って戻ろうとしてもいけなくて
今の一瞬のこの体に全力でいること。
「もっと」って頑張るって一見良いことのように見えます。
頑張って結果を出そうとしているんですもん。
でも違うんです。
必要なのは「もっと」ではなく「最大限の真剣さ」なんです。
なんというか
自転車が急に乗れるようになる感じ
ですかね。
できるようになるには
乗れるようになりたいという気持ちと
今の一瞬のバランスに全力じゃないですか。
それを
「練習が足りないからだ」とか
「もっと時間をかけないと」とか思っていたら
乗れるようにならないわけです。
乗れるようになるまでには
最大限真剣にバランスを取り続けないと
乗れるようにならないわけです。
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ダイエット向きの食事を気をつけて取るようにし始めた。
食欲も落ち着いており
身体もスッキリしてウエスト周りも薄くなった気がする。
これなら痩せていると思い
いざ体重計に乗ってみると
全く減っていない。
むしろ増えている。
なぜこのようなことが起こるのかわからず
体重の変化に一喜一憂してイライラして
そしてとうとう甘いもの(ワッフル)を食べてしまった。
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何が必要なのか?
目標を執着にしてはダメなんです。
どんな結果であっても、それを受け入れる、こうあるはずだ、べきだ、という思考を手放すんです。
少し長くなりました。
今日はここまで。