こんにちは。


さてさて、引き続き現代で生きるの難しいシリーズです。
 
 
 
 
 
 
 

食品の原材料とかって見ますか?
何でできるのかなーって。

あれってルールがあって、入ってる割合が高いやつから先に書かなきゃいけないんですね。

例えば

 
 
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これだと、サバが一番使われていて、その後に味噌、砂糖が使われています。
サバの味噌煮だとまぁ妥当ですかね。





そんな原材料の中に

果糖ブドウ糖液糖

ってゆう材料名見たことありませんか。

なんかもうがっつり悪そう。
 
 
 
 
 
だって

名前に糖が3つも使われてる

よくは分からないけど絶対にあかんやつやん。
 
 
 
 

って思うんですけど、結構食品に含まれている頻度が高いんですね。
特に炭酸飲料。

これはなんなのかというと
 
 
 
 

果糖ブドウ糖液糖

 

 

 

 

 

正式名称を異性化糖(いせいかとう、high-fructose corn syrup、HFCS)という。異性化糖とは、デンプン酵素又はにより加水分解して得られた主としてぶどう糖からなる糖液を酵素又はアルカリにより異性化した果糖又はぶどう糖を主成分とするをいう。デンプンはぶどう糖から構成されているが、ぶどう糖をより甘味の強い果糖に異性化させることによって甘味をより強めることができる。トウモロコシジャガイモ、あるいはサツマイモなどのデンプンを酵素で糖化させた後、含まれるブドウ糖の一部を別の酵素で果糖に異性化させたものである。 甘さをショ糖と同等に調整した果糖分55%、ブドウ糖分42%の製品(アメリカではHFCS 55)がソフトドリンクなどに使用されるなど、最も普及している。甘味度は、砂糖の甘味度(甘みの強さ)を 100 とすると、ブドウ糖の甘味度は 65–80、果糖は 120–170 で、甘味度の強さは 果糖 > 砂糖 > ブドウ糖 の順である。そのため、果糖分 42% のブドウ糖果糖液糖の甘味度は 70–90、果糖分 55% の果糖ブドウ糖液糖は 100–120 である。ただし、果糖は高温では砂糖の 60% の甘味度しかなく、40 ℃ 以下でないと砂糖よりも甘くならないので、異性化糖の甘さは温度によって大きく左右される。砂糖より甘みが口中に残りにくく、低温下で甘味度を増すので、清涼飲料冷菓などに多く使われている。また、異性化糖は価格も安い(果糖分 55% の果糖ブドウ糖液糖は砂糖の7割程度)ので、他に缶詰パンみりん調味料などにも使われている。低温での利用に向いている半面で、熱に弱く、加熱すると着色してしまう(このときメイラード反応が起きる)。粘性が少ないため、取り扱いやすく、タンクローリー等により大量に運送したり、タンクに保存・貯蔵したりすることが容易である。
(by ウキペディア)

 

 

 

 

 

いや分からんから!

結局なんなん!

 

つまるところ、糖です。
(まんまー!)

 

 
 
 

では、砂糖とどう違うのかというところなのですが、トウモロコシを化学合成して作った、砂糖よりも相当な甘さのシロップです。



食品に甘さをつけたい場合、砂糖を入れると思いますが、砂糖は高いので安価なものを必要とします。

そこで使われるのが、この果糖ブドウ糖糖液=コーンシロップ、です。

これは、アメリカで大量生産されている遺伝子組み換えされたコーンを色々して(色々ー!)、とっても甘くしています。

このコーンシロップに香料・酸味料・炭酸水を混ぜると美味しくなるんですね。
 
 
中身はそれだけなのでコストは10円以下です。
外側のペットボトルの方が原価が高いそうです。

では、これが炭酸飲料の中にどれくらい入っているのかというと、砂糖に換算すると、これくらいです。
 
 
 
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500mlのペットボトルで1/2カップの砂糖くらい。
(砂糖は軽くてかさばるので、これくらいの量に匹敵します)

これ、ケーキ作るレベルの砂糖の量ですよね。
砂糖だとこれくらいの量が必要ですが、果糖ブドウ糖液糖だと、劇的甘さなのでチビっとで済みます。

一本ぐびっと飲むと、この砂糖をとってることになります。

それだけ安価で気軽に使えるため、アメリカでは、これがあらゆるものに入りすぎており肥満の原因としてあげられるので、使用禁止運動も広がっています。
 
 
 
 
 

では、この果糖ブドウ糖液糖、他にはどんな食品には使われているのでしょうか。

探検
です(`∀´)


調味料にはよく使われてました。
 
 
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このごまだれ、一番最初に来ているということは、原材料の中で一番使われているのがこのコーンシロップということですかね(°д°;)
 




 
 

加工食品にも使われてました。
 
 
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一見甘さが必要ないのにも…

 
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こんなヘルシー志向食材にも。
 
 
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おなじみガリガリ君は、これと砂糖と果糖で出来ているらしいです。
 
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(異性化液糖はコーンシロップの別名です)





飲料も炭酸じゃ無いのにも使われていました。
 
 
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写真が制限が15枚までなのでここまでしか載せられないですが。。。( ´ ` )

ちなみに、表記が、ブドウ糖とか糖類、でまとめられてて確認できなかったものもあります。それでも許されるのが日本の原材料表示のルール。

食品を明確に知
るって難しい(´`)
 
 
 
 
 
 
 
 


こんな映画はみたことありますか。

キングコーン

予告編だけでもみると面白い&驚きなのでオススメです
ヽ((◎д◎ ))ゝ

映画の中では、たいしてトウモロコシを食べない男の子の毛髪検査から、トウモロコシの成分が検出されるんです。


どうしてか。

それが、このコーンシロップの過剰摂取だからです。
 

トウモロコシを食べているつもりがないのに、身体はトウモロコシで作られています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

炭酸飲料は良くない、ということは分かってるし、それを分かっている上で飲んでいるのよ、という方がいらっしゃるとは思いますが、それはそれで良いと思います。
 
 
 
 
 
 
 
決していい悪いを伝えたいわけではなくて、否定したいわけでもなくて。

完全に取り除くなんて不可能だと思いますし…

ただ、私たちは食べるものに責任を負わなければいけない。

食べるものを自分で選ばなきゃいけないからこそ、知るための努力と、目に見えない危険性を知っていかなければいけないと思います。
 
 
また、探索シリーズで、違う角度から食べ物についてお伝えできればと思います(´∀`)
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに、食パンにもこの果糖ブドウ糖糖液は使われているんですが、ふと見つけたもの。
 
 
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いや、原材料パンって!
これじゃ何が入ってるかすら分からない!笑
 
 
 
 
 
 





現代で生きるのは難しいです。