前回に引き続き、ヨガ、ピラティスの指導をしていく中で気づいた、気になって仕方のないこともうひとつ。
それは、身体づくりは赤ちゃんの時から始まっているってこと。
生まれてから歩き始めるまでの約12ヶ月が、赤ちゃんが健全に発育していくためにはと~っても大事。
もちろん歩き始めてから成人になるまでの過ごし方も大事。テレビゲームばかりでは筋骨健全に発達しません。
生まれて間もなくは、ふにゃふにゃ丸っこい赤ちゃん。やがて首がすわり、うつぶせができるようになり、背筋などが育ち始め、うつぶせから顔をあげた赤ちゃんは、いままで天井しか見えなかった世界がぱぁ~っと開けて、地上の色んなものが見えて、興味がわいて、そこに行きたくてハイハイの努力をして、ハイハイで脚力、背筋などが育って伝い立ちから歩行に旅立つのです。
でも、もしずっとベットで仰向けだったら…。天井しか見えなくてつまらない世界。筋肉も育たない。
ハイハイしないで歩行器で歩いていたら脚力はつかないし、発育に必要な筋肉が育つ機会が奪われてしまう。
しかもこの大切な時期は1年足らず。あっと言う間に過ぎちゃいます。
普段は成人を教える機会ばかりなのですが、どうも腰椎が硬い人は、話を聞くと、赤ちゃんの時ベットにねかせっきりになっていた。という事を良く聞きます。
私の大切なクラスのひとつ、前橋ヨークカルチャーセンターでの「赤ちゃんとママのヨガ」クラスは8月いっぱいで第2期は終了です。あと残すところ2回となりました。無限の可能性に満ちた可愛い赤ちゃんと、子育てと言う貴重な役目を体験できるステキなママたち。もうすぐ卒業です。
このクラスはニューヨークスタイルで、ニューヨークで人気のあるBABYOM スタジオの先生から直接教わった
赤ちゃんとママのヨガの内容に、私のヨガ、ピラティスの指導経験を生かした、母と子の絆を深めるヨガクラスです。
ヨガのポーズやベビータッチを中心に、母親には運動不足およびストレスの解消と産後に緩んでしまう筋肉のトレーニング、赤ちゃんには身体的精神的な健全な発達を促します。
教える機会がもっとあったらいいなと思っていますので、興味のある方、クラスを開催したい方、是非呼んでくださいね。一緒にステキな時間がもてたらいいです。