今日のPadminiブログは、バッタのポーズについて書いてみました。
ヒップアップのためのポーズという内容になりましたが
それ以外にも、素晴らしい効果のあるアーサナ(ポーズ)なので、
ヒップアップなんて、そんなの特に関係ありません
と、いうような方も、日常的な練習をおすすめしたい
実は、とっても良いアーサナなのです。
このシャラバ・アーサナにも、いく通りかの方法があります。
ヨーガのアーサナは、同じ名前のポーズでも
色々なやり方があるのが普通で、
一部の古くからあるアーサナの決まり事をのぞいては
絶対にこのやり方でなくてはいけない
というようなことはありません。
ヒップアップ強化バージョンのバッタのポーズについては
Padminiブログで書きましたので、ご参照ください。
バッタのポーズ / シャラバ・アーサナ
Salabha asana(梵)
脚をそろえ、踵(かかと)を上向きにして伸ばし
うつ伏せに横たわります。
腕は、こぶしを作って身体の下
鼠蹊部(下着のライン)に置くか、
手の平を下に向けて身体の横に置きます。
額を床につけるか、もう少し強いやり方の場合は
顎を前方に伸ばし、床につけた状態にします。
目を閉じて、身体をリラックスさせます。
ここまでが、準備。
準備ができたら、ゆっくりと無理のない範囲で
両脚を揃えたまま、床から持ち上げます。
脚の上昇は、床に対して腕が与えている圧力と
腰の筋肉の引き締めによって行われます。
無理のない範囲で、できるだけ長く
この完成のポジションを保ちます。
ゆっくりと脚を下におろします。
はじめのポジションに戻り、
左右どちらかに顔を向けてリラックスします。
呼吸:
足を上げるときに息を吸い
ポジションを保っているときは、
無理のない範囲で止めます。
(慣れないうちは自然呼吸でもよい)
脚を下しながら息を吐きます。
意識:
スヴァーディッシュターナ・チャクラへ
順序:
ブジャンガ・アーサナのあとダヌーラ・アーサナの前に
行うと最も効果的です。
禁忌:
心臓が弱い人、冠状動脈に血栓がある人、
また高血圧の人は行わないようにしてください。
胃潰瘍、ヘルニア、類する症状がある場合も
おすすめしません。
効果:
腰や骨盤の期間を強化します。
症状が重症でないかぎり、腰痛、坐骨神経痛、
椎間板ヘルニアを改善します。
肝臓や、胃、腸、その他の腹部器官の
機能バランスを整え、食欲を刺激します。
臀部の筋肉を堅くし、自然にヴァジュローリ・ムドラーを
引き起こします。
参考文献
Asana Pranayama Mudra Bandha
Swami Satyananda Saraswati (著)