バッタのポーズ / シャラバ・アーサナ | 藤沢のヨガ教室パドミニゆう子のブログ

今日のPadminiブログは、バッタのポーズについて書いてみました。
 

ヒップアップのためのポーズという内容になりましたが
 

それ以外にも、素晴らしい効果のあるアーサナ(ポーズ)なので、

 

ヒップアップなんて、そんなの特に関係ありません

 

と、いうような方も、日常的な練習をおすすめしたい

 

実は、とっても良いアーサナなのです。

 

 

このシャラバ・アーサナにも、いく通りかの方法があります。

 

ヨーガのアーサナは、同じ名前のポーズでも

 

色々なやり方があるのが普通で、

 

一部の古くからあるアーサナの決まり事をのぞいては

 

絶対にこのやり方でなくてはいけない

 

というようなことはありません。

 


ヒップアップ強化バージョンのバッタのポーズについては

 

Padminiブログで書きましたので、ご参照ください。

 

 


バッタのポーズ / シャラバ・アーサナ 

Salabha asana(梵)

 

脚をそろえ、踵(かかと)を上向きにして伸ばし

うつ伏せに横たわります。

腕は、こぶしを作って身体の下

 

鼠蹊部(下着のライン)に置くか、

 

手の平を下に向けて身体の横に置きます。

 

額を床につけるか、もう少し強いやり方の場合は

 

顎を前方に伸ばし、床につけた状態にします。

 

目を閉じて、身体をリラックスさせます。

 

ここまでが、準備。

 

準備ができたら、ゆっくりと無理のない範囲で

 

両脚を揃えたまま、床から持ち上げます。

 

脚の上昇は、床に対して腕が与えている圧力と

 

腰の筋肉の引き締めによって行われます。

 

無理のない範囲で、できるだけ長く

 

この完成のポジションを保ちます。

 

ゆっくりと脚を下におろします。

 

はじめのポジションに戻り、

 

左右どちらかに顔を向けてリラックスします。

 

 

呼吸:

 

足を上げるときに息を吸い

 

ポジションを保っているときは、

 

無理のない範囲で止めます。

 

(慣れないうちは自然呼吸でもよい)

 

脚を下しながら息を吐きます。

 

 

意識:

 

スヴァーディッシュターナ・チャクラへ

 

 

順序:

 

ブジャンガ・アーサナのあとダヌーラ・アーサナの前に

 

行うと最も効果的です。

 

 

禁忌:

 

心臓が弱い人、冠状動脈に血栓がある人、

 

また高血圧の人は行わないようにしてください。

 

胃潰瘍、ヘルニア、類する症状がある場合も

 

おすすめしません。

 

 

効果:

 

腰や骨盤の期間を強化します。

 

症状が重症でないかぎり、腰痛、坐骨神経痛、

 

椎間板ヘルニアを改善します。

 

肝臓や、胃、腸、その他の腹部器官の

 

機能バランスを整え、食欲を刺激します。

 

臀部の筋肉を堅くし、自然にヴァジュローリ・ムドラーを

 

引き起こします。

 

 

参考文献

Asana Pranayama Mudra Bandha

Swami Satyananda Saraswati (著)