私が経験したヨガという世界が正しいとは思わないし、それが全てとも思っていない。
だけど、私の経験は自分のための選択やあらゆる関係性においての判断力は高めてくれたと
自負している。
学んできた仲間も同じように思っていることも知っている。
日本でヨガを伝えているので、他国の事は知らないが、
正直日本のヨガは残念だと感じる事が多々ある。
残念というのは、批判ではない。
単に「もったいない」と感じていて、もしかしたら「無関心」になりつつあるのかもしれない。
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私はこのフリーインストラクターという仕事を持って25年目に入ります。
間3年間は組織に入りました。
たくさん受講してくださる方々がいると、その講師は「人気インストラクター」と言われ、指導力があったり
カリスマ性やコミュニケーションが長けているとなおさらです。
効果的だったり、多くの方が楽しめるツールやプログラムは多くの方が集まります。
たくさん受講してくれるのにはこの二つのタイプがあるわけです。
素晴らしいプログラムを提供しているプラス指導力の高いインストラクターのクラスには人は集まります。
結局、指導者を選んで受講してくださる方は集まる傾向にあると思う。
どこのスタジオやジムでヨガをするのか
どのイントラのヨガを受講するのか
この2つを考えていくんだろうけど、後者の方が重要だと思っている人の方が多いんじゃないかな。
だからスタジオサイドはあらゆる質やタイプを考えていろんなお客様が楽しめるように考える・・・というのが私の考え。
一貫性を持たすことで顧客満足度を高めるというのもやり方ですよね。
私はその昔、某ヨガスタジオのディレクターをしていました。
出来るだけどのクラスもクオリティ高くしたかったし、それぞれの個性を出していきたいと思ってた。ヨガを深めるためにもっと勉強したいというイントラには気にせず行っておいでーって代行探し手伝ったり私は引き受けたりしてた。
だけど会社の意向はそうではなかった。
個人の指導よりもスタジオブランドが優位にすることを望んでいたので、お互いにやりづらさを感じていた。
だけど、私は雇われている立場なのでそれなりに会社の方針に沿うよう努力したつもりでした。
仕方ないですよね、根本の考え方が違うので努力したってズレは生まれてくる。
「ともこヨガはいりません」
最後に伝えられたのはそんな言葉でした。その当時はものすごくアヌサラヨガを大切に伝えたかった時期でもあったので
傷つきました。
そんなやり方
こんなやり方
ですよね。
誰かにはそんなやり方が合って発見があって
誰かにはこんなやり方があって発見があって
なんでしょうね。
そこから10年。
私は私の伝えたいことをヨーガを通して伝えることができています。
離れることがベストだったといえばそうだと思いますが、離れてしまったその場所が自分には提供できないハタヨーガの発信場所になり続けて欲しいという想いは消えません。
私はそこでヨーガの奥深さを教わった場所だったから。
今、素晴らしい先生たちがその場所からどんどんといなくなっている現状を悲しいなって思ってしまう。
指導者とスタジオの関係性が豊かだと最も快適なものを提供できると思います。
自己開催クラスがどんどん増えているのは
お互いに歩み寄りにくい今のヨガ界があるからだと思う。
そして、ハタヨーガってそもそもなんなのか?
が伝わっていない現状に危惧してます。
そのためにスタジオやオファーを頂いた先では私なりに振り返りとなるキッカケと情報をお伝えするようにしています。
やみくもにひっくり返ってばっかりのスタイルに没頭する人たちは何をしたいのでしょうか。
アクロバットを楽しむならヨガと謳わない方がいいと思うし、これから知識を必要とする人たちを困惑させるだけです。
それをハタヨーガのスタイルの一つにしないでおきましょう。
あれはひっくり返りチームです。
そして基礎的な知識があって行うべきでそれがないのは指導者の責任です。。
でね、たまにハタヨーガの指導者に哲学は苦手だから伝えませんとか自信満々に伝える方いらっしゃいますが理解する努力しましょうよね。
ハタヨーガの指導者って肩書き持つなら責任だと思います。
哲学者のように説く必要はないけど、トレーニングとかなら伝える手立てを取るべきじゃないかな。
なんてことをまた久々に考え遍いたここ数日。
そして私には志を理解し合い、意見し合える指導者仲間がいることに感謝します。
スタジオ経営するならもっと儲ける事も考えないとダメですよね。。。
という忠告も定期的に言われます(笑)
ヨーガとビジネス
難しいよね。。