質問で「このポーズ、どうしたら良いですか?」というものがあります。
この質問に対して答える前に、僕も質問をしなければいけない時があります。
「どうしたくてそのポーズをとっていますか?」
これが分かってはじめて答える事が出来ます。
ダイエット目的でスポーツジムに通っている生徒さん。
ある時、スポーツジムでワニのポーズの様なエクササイズを教わりました。
※ワニのポーズとして教わっていない所がポイントです。
⇒超重要!永久保存版!! ~ワニのポーズを通じて「繋げる」感覚を身に付けよう~
取り組んでいる内に、ある疑問が浮かんだらしく、質問をされました。
「これって膝と肩が着かないといけないんですよね。」
「膝を着くと、肩が浮いちゃうし」
「肩を着くと、膝が浮いちゃいます」
「両方着くの、自分には大変なんですけど、出来なきゃ意味ないですか?」
「片方だけでも大丈夫ですか?」
「どうしたら良いですか?」
このタイプの質問は、実はとってもとっても多いです。
そうなんですよね。難しいですよね。
僕は、この質問をしなくても自分で答えを見つけれる人を増やしたくて、ヨガを伝えています。
全く同じポーズをとったとしても、その目的によって形も、自分の内側も感覚も変わって良いんですよ。
例えば、全身が繋がって気持ち良く伸ばしたいだけなら、手足を遠くに持っていくイメージで十分です。
中心軸に力を集める感覚を意識したいなら、太ももの筋肉を引き込んで、内ももを落とす様にします。
そのイメージのまま、膝を着ける所まで持っていくと、より内ももは強く働きます。
でも、逆に肩は浮いてしまいます。でも、今回は下半身をメインに意識しているので、これはこれで構わないです。
これは膝を着けたまま、今度は出来るだけ肩を着ようとしています。
膝が固定されたので、積極的に肩周りの筋肉を働きかける必要があります。
これは、逆に肩を着けたまま、出来るだけ膝を下に付けようとしています。
肩が固定されたので、うちももの引き込みなど働きかけはより強くする必要があります。
※「強く」は「思いっきり」じゃなく「より使い方を意識して洗練させる」という意味です。
そして、今回の生徒さんの意図は「ウエストを引き締めたい!」でした。
という事は、腹筋を使いたいです。
自分にとって辛くなく、腹筋の動きを意識できるものして、形としてはこれを採用しました。
そして、腹筋が使われている事を意識した上で、肩と膝をなるべく下に付けようとする事で、より腹筋のツイストを感じる事が出来ました。めでたしめでたし。
面白い事に、全く同じ形をとったとしても、引き込みを意識しなければ全く腹筋に効かせない事も出来ますからね。
ダイエットの為にヨガをする人。
柔らかくなる為にヨガをする人。
憧れのポーズをとる為にヨガをする人。
リラックスする為にヨガをする人。
健康の為にヨガをする人。
落ち着いた心を作る為にヨガをする人。
インストラクターになる為にヨガをする人。
このそれぞれの目的の人に対して、同じポーズを伝える事があったとしても。
全く同じ内容で伝えるという事はありません。
最終的に伝わった情報が同じものになったとしても、順番が変わります。
その人に、今一番必要な事は違うからです。
何がしたくて、どうなりたくてヨガをしていますか?
そもそも、そうなりたいのは何故ですか??
こうやって質問を深めていくと、自分に必要なものは自然に見つかりますよ。
そして、その見つける過程自体もまたヨガですから。
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顔晴るジムの初回のレッスンそのものです。
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◆新しい試みが始まりました。
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■このブログでお伝えしている方法を鵜呑みにしないでください。
あくまでも、インストラクターの個人的経験に基づくアイデアの一つとして受け取ってください。
安心と安全の下練習してください。もし自分にとって合わないと思った時は紹介している方法を採用しないでください。
ヨガが好き!でも、身体が硬い(+_+)でも。。。やっぱりヨガが大好きな方、大歓迎です(^^)/
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