発車まで1時間以上あったので ブラブラ、そして近くにスーパーを見つけ少し買物。

15分遅れでイライラさせた姿を現わしたバスは、ここはインドかと思わせるようなボロボロマイクロバス。フロントガラスには数本のひびも。車の前方の席に座ったていたら 、運転手に席が違うとか言われたが(様な気がしたので)、私の席は他人に占有されていると英語で言うと、横にいた女性のYou are perfectとの助け舟で一件落着。

バスは、白樺林を突っ切って造られた登り下りが続く直線的な道路を壊れんばかりの音を立てながら走る。約85キロを1時間15分程走って湖畔のリストヴャンカに到着。

バイカル湖に向かって走る


バスを待つ。珍しく英語を喋る若者バックパッカー数人がいた。

ひどいおんぼろバス



運良く、丁度、バス停の前にインフォメーションを発見。早速1時間のクルーズ14時発を申し込む。


出港までの間、まだ垢抜けていない観光地っていう、湖に沿った街を散策。どこの港町にも見られるような魚の干物やお土産屋が並んだマーケットを冷やかしで歩いた後、100ルーブルの干物と30ルーブルのナンを買って昼食に。干物は燻製であった。結構美味しかった。

たまたま、ジオキャッシュもあったので探したが、キャッシュはロストの様で見つからず、これにはがっくり。


バイカル湖畔


リストヴャンカの湖沿いの街


干物、お土産などのマーケット

魚の燻製とナン

その上、14時前にクルーズインフォメーションに行ったら客が少なくキャンセル。で、次は15時になるという。一寸不平を漏らしたがどうにもならない。


クルーズは特段に何ということもない所を走る。果てしない湖面を往復。でも、大満足、その名を子供も知っている、世界最深1620m、世界最大の淡水湖の、バイカル湖をクルーズしたというだけでも。


バイカル湖クルーズ



一方、チケット購入時にクルーズ船は英語の説明があるってインフォメーションで聞いていたが、一切なくロシア語のみ。説明の間にタイミングを見計らってクレームをつけた。若い女性ガイド、曰く、「私は英語が下手で、上手な人はで不在で、、」本当に申し訳なさそうな顔をしていたので、それ以上はクレームしなかった。勿論、英語で説明があったとしても何も理解出来ないのではあるが、、、言っても詮方ないのに。歳の所為かなぁ。

乗客がこのテーブルを囲み、そこでロシア語の説明があった。


何はともあれ、クルーズ終了後、付近をブラブラ、湖に面した茶店でビールタイム。バイカル湖を眺めながら。


ビールタイム

17時のマイクロバス、、珍しくおんぼろでない、、に乗ってイルクーツクへ。

朝、乗車したイルクーツクのバス停まで乗るつもりであったが、途中下車する人もいるので、イルクーツクの街に入り、ホテルまで2、3Kmと行った場所になった所で、、GPSで分かった、、途中下車。


珍しくおんぼろでないマイクロバス

そこは、アジアの都市で見られるような、少し汚れて、店と人々が混みあう場所。その活気を、その後、ロシアの街の雰囲気を楽しみながら、GPS頼りにホテル方面へ。


店と人々が混みあう







ホテルに向かって歩く

ホテルの前を流れる、夕陽を背にしたアンガラ川のほとりで一時を過ごした。


アンガラ川の向こうに陽が沈む

夕食は、適当なレストランを探したものの良さそうなのが見つからず、帰路途中で見つけたスーパーで買った鶏肉の燻製、魚のフライなど。ホテルでのゆ~るりとした夕食。


夕食

今日は決死の覚悟でマルシルートカでのバイカル湖行きにチャレンジ、それが意外な展開でチャレンジでなくなってしまった。残念、でも安堵。少なくともチャレンジに向かって行動したってことに、カンパ~イ!