今朝の情報番組「とくダネ」で
民泊が特集されていましたね。
それも、「ヤミ民泊」！ 増殖って・・・・・・。
番組を見逃した方のために、どんな報道だったのか
かいつまんでお伝えすると
●外国人旅行者が出入りしているマンションの
ゴミ捨てマナーがおかしい！ 大量のゴミが
不法投棄されていて、近隣住民が怒っている。
●外国人がベランダでタバコを吸ったり、他の家の
インターホンを鳴らして、住民を不快にさせている
中江有里さん
「海外にはB＆Bというベッド＆ブレックファーストの制度が広がっている。
一般の家に宿泊したいニーズがあるのはわかる。
B&Bのように家主がいれば管理ができるし、ゴミ処理についても目が届く。
管理者がほったらかしなのがいけない」
ん。。。。。だったらAirbnbの魅力もわかるのでは？
Airbnbとは、エアーベッド＆ブレックファーストの略で
世界１９１か国で広がっている民泊仲介サイトです。
番組で紹介されていた民泊の管理者はたしかに、ダメですよ。
ゴミのマナーをゲストに教えるか、
管理者がまとめてゴミを出すなどしなくては。
それよりも重大な問題なのは、
いま、日本の家に泊まりたい、日本の暮らしを体験したい
日本が好きな外国人旅行者がこれだけ急増しているにもかかわらず
今秋、国会で審議されるはずの「民泊新法」が来春に見送られるなど
国のルールづくりが
遅れていることではないだろうか。
民泊を行っているホストは、わざわざ「ヤミ」や
「違法」に運営したいわけではなく
ルールづくりがされていない、
法律が追いついていないからこそ、
困っている。
もちろん「旅館業法」の定めに基づいて「簡易宿所」をとればいい、
との意見もあるでしょうが、空き部屋、空き家を貸したいだけで
「旅館を経営」したいわけではない人が多いのでは？
また、「簡易宿所」の許可を取るにも
トイレだらけのリフォームをしなければならなかったり
今の暮らし、実際のニーズに合っていない。
それから、民泊が急増している背景にある
「日本の一般の家で
日本の暮らしが
体験できる！」
という魅力を報じてくれないんですね。
悲しい。
このままだと日本はまた鎖国をしちゃいそうですね。
オリンピックまであと３年半。
もっと外国人をこころよく受け入れていきましょうよ。
みなさんだって、海外旅行するじゃないですか！
▽民泊事情を取材して書きました！ これでもかと
民泊の魅力、楽しさ、可能性を取材して掘り起こしました。
民泊は使われていない、日本の空き家を有効に活用することができます。
この想い、一人でも多くの方に伝わりますように。