東京少女 大政絢 第1話『幸福荘ものがたり』 | YN's STYLE

東京少女 大政絢 第1話『幸福荘ものがたり』

『東京少女』、次は鹿児島放送版では大政絢編でした。ほぼ初めて演技を見た『太陽と海の教室』とほぼ同時期の作品なんですね。その頃、鹿児島のスターダストイベントのファッションショーに出てるのを見たことあります。

それがファンになったきっかけですね。

1話の脚本は、中江有里さん。監督は鈴木浩介さん。

幸福荘に引っ越してくるところから物語は始まります。小説家を目指していて携帯小説を書き続けている女子高生の話。人間関係が上手く行かず、環境を変えるために引っ越してきたということ。

携帯小説の文章をセリフにしたり、文字として携帯でスクロールするみたいに画面に表示される演出がいいなと思いました。色づかいも凝ってましたね。BGMでの雰囲気作りもよかったです。

幸せを感じることができなかった少女が、幸福荘の女性に幸せになるアドバイスをされて幸福を感じられるようになっていき実家に戻っていくというそういう話でした。

アヤの「~まだよくわからない。でも、ほんの少しだけ、幸せに近づいた気がする。」と幸福荘ものがたりという携帯小説を締めたシーン、泣けましたね。アヤちゃんが歌う『トウキョウノウタ』という歌ともマッチしていて。

この話で”赤”は小さな幸せの象徴だったのかなと思いました。赤い服を着てる女性に赤いスプレー・・・。「結末はハッピーエンディングにしてよね」というシマさんの言葉もよかったです。はっぴーえんでぃんぐのーととかけてるのかなと思いました。アヤの妄想のくだりの描き方もよかったですね。

1位になった後ランキングが急激に落ちたのは、幸せを感じて書いてる人の作品にはその気持ちが読者に伝わって人気が出るということかなと思いました。逆に幸せを感じてない人の作品は面白味がないということだと。結構そういうのって、文章に出ますよね。

2話の予告を見ましたが、2話も雰囲気がいい作品のにおいがしました。大政絢編は情緒のある作品が多めなのかなと思いましたね。
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