小公女セイラ　最終話

教会にいるところを栗栖に助けられたセイラは、院長のいる場で栗栖に父の資産凍結解除を聞かされる。そう、セイラは再びお嬢様に戻ったのだ。

学院を買ってもらうしかもう手がない院長は、学院を残しつつ買い取ってくれる人を探す。そして買い取ってくれる人が見つかった。喜ぶ院長だが、何と新経営者（オーナー）としてやってきたのは黒田セイラだった。

セイラは、買い取る条件として3つの条件を出す。それは千恵子が院長を続ける事、自分と一緒に薫子から卒業する事、そして最後の条件は自分を生徒として再入学する事だった。セイラの出した条件を涙を浮かべながらのむ院長。

生徒として戻ってきたセイラを歓迎する生徒達。まさみもライバル心を見せながらも歓迎の素振りを見せる。そしてセイラは、かをりにもわざと3番を取らずに本気で勝負してほしいと言うのだった。それを受け入れるかをり。

卒業の日、院長から総代としてブローチを受け取るセイラ。全生徒から拍手が沸き起こる。もう院長とセイラの間の確執は消えていたのだ。

院長室でセイラをねぎらう院長。セイラはまさみとロンドンの大学に行く事になっていた。院長室を去ろうとするセイラを呼び止め、セイラに「元気で。ありがとう。」と言う院長。セイラも笑顔でそれに答えるのだった。【完】

『小公女セイラ』、終わりました。完成度が高くて見応えがありましたね。ネズミのCGもよかったです。毎回しっかりと話が作り込まれていて演出も完璧、演技もトマトを投げるシーン以外は完璧でしたし（一部投げ方が下手でした）脚本もストーリーも完璧で視聴率が悪かった理由が全くわからないですね。皆はまり役でしたし。僕の中では今期のドラマ満足度上位ですね。次の土8『ブラッディ・マンデイ2』も楽しみです。