私の5 室は映画館・映画レビュー

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湖の女たち

劇場公開日:2024年5月17日 141分


⚠ネタバレが気になる方へ

読む場合は自己責任でお願いします





以下、映画ドットコムより


100歳の寝たきり老人が介護施設で殺された

ーーーこの事件を契機に出会ったのが

若手刑事の圭介(福士蒼汰)と

容疑者の一人介護士の佳代(松本)

危うい関係を深めていく2人は、次第に

密会を重ね一心不乱に互いを求めて貪り合う



皆様こんばんは(^^)

初日に湖の女たちを鑑賞しました




福士蒼汰✕松本まりかW主演の本作は

〝濡れ場〟 が話題。期待に応えるべく生々しい描写は確かにありました。



しかし以外だったのは

並行して展開する重く深刻なテーマ



焦点の確認の為原作小説を購入したら、原作通りの映像で。つまり、元々テーマが渋滞していました



ネタバレですが、順不同で並べると



①浅野忠信(刑事)の圧迫捜査

容赦ない、追い込みと、恫喝 

➡パワハラ・モラハラ


②警察や報道への圧力

➡抗えない国家権力

 

③血液製剤による薬害事件

➡血友病


④「生産性のない人間は生きる資格がない」

➡優生思想


⑤第二次世界大戦のハルビン満州の

旧日本軍 731部隊の

➡非人道的人体実験




重いテーマを背景に身体を張る2人。

そこを、少し書いてみますと





福士蒼汰(刑事)が深夜

事情聴取で出会った、介護士の

まりか宅に、いきなり押しかけ


ゆえや、会いたかったって」


強い言葉と態度で責め立てる福士蒼汰

戸惑いつつ、されるがままのまりか



から始まり

支配したい(福士蒼汰)と

支配されたい(松本まりか)が


まるで前菜なしで肉を手づかみで

喰らいつくような性愛が描かれ





蔑むような冷たい目で

「最低な女やな、恥ずかしくないんか?」と吐き捨て



まりかに、全裸で床を拭かせ

まりかを、手錠で拘束するなど

ここに書けないような辱めを強要する



が、松本まりかもこんな乱れた顔で


「ごめんなさい、こんな女になってしもて」と、一目瞭然の、発情っぷり




支配されたい願望の人はこんな↑?


しかし、まりかの、何もかも言われた通りにしてたらいいと、自ら所有物(奴隷)でいたい感じが演技に見えず




福士蒼汰の台詞に



(俺がお前を呼びつけても)

「来んかったらええだけの話やん」

「自分が望んでるんやろ」に対して



その通りだわ、というのが感想です。


また、この作品の大きな主題は

「月」⬇と同じだなとも思う

それも感想です では(^-^ )