「月」を鑑賞。辺見庸の小説の映画化です
小説の題材は、2016年7月26日発生
相模原障害者施設やまゆり園殺傷事件
STORY(映画.comより)
概要
この作品は何回かに分けたいと思います
2016年夏皆さんはどう過ごしてましたか?
私はこの日、
娘とママ友さん宅にお呼ばれしていました
今でもその方をみると事件を思い出します
相模原障害者施設やまゆり園殺傷事件
2016年(平成28年)7月26日未明に神奈川県相模原市の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」にて発生した大量殺人事件。入所者19人が刺殺され、入所者・職員計26人が重軽傷
最初に
作品内には実際の事件を再現するような
具体的な描写(殺戮)があります
いつも私の所に来て下さる
猫を愛し、芸術を愛する心優しい皆様へ
作品内容と、私が書いていく感想は
事件を想像させてしまい、深い悲しみや
苦しみをもたらすかもしれません
読まないという自由がありますので
ここで閉じられても、構いません
読む場合は自己責任でお願いします
作品感想
お察しの通り さとくん(磯村勇斗)が
植松 聖(うえまつ さとし)死刑囚です
問題提起
障害者の存在を僕は否定する
犯行時から一貫してブレない主張
意思疎通のできない重度の障害者は
不幸かつ社会に不要な存在である為
重度障害者を安楽死させれば
世界平和に繋がる
という思想を持つさとくんは、最初から
優性思想
=社会の役に立たないと決めつけた人々を切り捨てる思想だったの、だろうか?
なぜなら、序盤の さとくんは
先輩に馬鹿にされ嫌がらせをされようと
読み聞かせの為、手製の紙芝居を作り
重度障害者に向きあう姿勢だった
しかし現場で、重度の障害者に対する
辛い現実を、沢山目の当たりにし
理不尽な状況に憤る描写があり
そこから徐々に認知のゆがみが
激しくなっていきます
この作品は何回に分けて書きます
今回は、さわりだけで失礼します