黄金の街プラハを展望。アマルフィの謎が解ける | おいしく、楽しく、美しく!

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プラハ城より

威風堂々とモルダウ川が流れる「黄金の街」プラハ。行った人がみんな、恋するような目で「すごくいいよ」と語るので、いつか行きたいと思っていました。

中世から残る街並と美しい建造物の数々から「百塔の町」「世界で最も美しい街」とも形容され、世界遺産にも登録されているプラハは

歩けば美術館の中のようで、高台から眺める街の全景は絵画のようでした。


私がプラハに来たかったもう一つの理由が、南イタリアのアマルフィで不思議な体験をしたから。


海からアマルフィの絶景を眺めていたとき、とつぜん頭のなかに流れてきた音楽。

それがスメタナのスラブ舞曲、通称「モルダウ」でした。

そのときはそれが何かわからず、後で誰かに聞こうと船上でメロディーを歌ってiPhoneに録音までした(←怪しい人)のですが

あっさり答えをくれたのはクッシック音痴ゴンタくん。私が歌うのを聞いて

「あ、それ斉藤和義の曲」しっぽフリフリ

「はあ!??ちがう、これクラッシックやで」

調べると、斎藤和義さんがスメタナの「モルダウ」から「モルダウの流れ」という曲を作っていたとわかり

斎藤和義さんファンのゴンタくんはそのとき初めてオリジナルがクラッシックであることを知ったのでした。 

私もまさかJ-POPになってるとは知らなかった。笑


それにしても、太陽がふりそそぐ南イタリアの海、アマルフィの絶景を前に、なぜ東欧チェコが降臨した・・と不思議でしょうがなかったのですが

来てみたらストンと腑に落ちました。





街が黄金色に染まる午後 

ペトシーン公園の展望台からのぞむ夕方のプラハは、華麗でとろけるような優美さがあって

街全体が音楽を奏でているよう








愛する祖国を想いスメタナが作曲したスラヴ舞曲。

雄大な祖国の景色、郷愁、誇り、偉大さ、勇敢、愛、
内側から湧き出るおおきな力

2年前、アマルフィの雄大な景色
みながら、そんな感情が音楽に乗ってふっと内側から出てきたんだと思います。

(曲がなにかは知らなかったけど・・不思議)

その時眺めてたアマルフィの景色はこちら。スラブ舞曲も聴けます ↓



プラハの街を展望して、私なりに納得しました。

感情、おおきな力、悠々とした水の流れ。深いところで感じたことだったみたい。

自分の中からあの曲が唐突に飛び出してきたことはやはり不思議ですが、謎がとけてうれしかった!
思うより、脳とか感性ってイロイロ知ってるのかしら。

最後の夜、教会のコンサートでモルダウの演奏を聴きました。プラハでの忘れられない思い出です。


書いてておもったんだけど、チェコとイタリアって「男性的」という点で似てるのかな。(私のなかでフランスやベルギーは女性。イギリスはロンドンは男性だけどカントリーサイドは女性かなあ)

鐘楼からのベニスの展望(ゴンタくんに巻き込まれてた話)


プラハのフォトはまだまだあります♡


チェコ伝統スイーツ はちみつとキャラメルのケーキ

ビールとケーキ、スイーツはありです!!とのお便りいただきました。なんと黒ビールとラムレーズンのアイスもいけるそう♡