![{80BDE29B-EDF4-4691-A028-1819803E2597:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20140829/07/ymjrky/6a/a2/j/o0480036013049692013.jpg?caw=800)
お友達のはっしーが初の本を出しました。
『東京 肉らしいほどうまい店』(KADOKAWA)
その名の通り、都内の美味しい肉を出す店を
色々な切り口でまとめてあるガイドブックです。
![{E25F498D-9098-4AF0-8F45-B70B418E1367:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20140829/07/ymjrky/05/8c/j/o0480036013049691999.jpg?caw=800)
正直、肉のガイドブックは世の中にくさる程あり、
企画そのものは目新しい本ではありません。
しかし「デブが選んだお店にハズレなし!!」の帯にもあるように、
「デブ」というフィルターを通した切り口は
今までにありそうで無かったアプローチであり、
これはフォーリンデブを自称するはっしーでなければ、
そして彼のブログの面白さがなければ
成立しなかった企画でしょう。
お店の紹介は見開きで1軒ずつとボリュームがあります。
メインのカットはプロカメラマンの手によるもので
サブカットは彼が実際に食べた時のデジカメ画像を使用。
これは「人気ブログが本になった」ということからでしょうが、
お店で食べているようなライブ感も演出してくれますし、
制作費を抑えるのにも有効でしょう。
ブログが本になった、とはいえ
テキストは基本的に書き下ろしのようです。
彼の本業は某大手企業のサラリーマンですが、
さすがにブログを連日更新しているだけあって、
僕らプロには書けない軽やかな文章が小気味良く綴られています。
『DEBUは「厚切り」という言葉に弱い』
『「もっと食べられまっか?」と聞かれれば、ハイかイエスの選択肢しかなく』
『うっトリするほどの焼トリで、心ゆくまでふトリ放題です!』
などなど、ブログのイメージそのままの文体は
読んでいてとても楽しいです。
掲載されているお店は焼肉店、フレンチ、イタリアンから
中国料理、ラーメン店、洋食店、焼鳥店など80軒以上。
行けていない店が何軒も掲載されていたので、
今後のデ部活動ではっしー部長に連れていってもらおう(笑)。