見た、聞いた、読んだ、食べた。 -5ページ目

☆☆☆☆☆ コンフィチュール、おいしい


見た、聞いた、読んだ、食べた

買い置きのジャムがなくなったので、
久しぶりに手作りのコンフィチュールを作ってみました。

バナナ、オレンジです。
シナモンの香りがアクセントで、
おいしいですよ合格


☆☆☆☆ マティスJazz展(ポーラ・ミュージアム・アネックス)


見た、聞いた、読んだ、食べた

昔から、青に惹かれるんですよね。
マチスの青も、もちろん好きですニコニコ
人々が手に手にとって踊る「ダンス」が有名なマチス。
晩年、大病をして、身体に負担のかかる絵画をあきらめ、
製作した切り紙絵をベースにした版画集「ジャズ」音譜

サーカスや劇場をモチーフに、
フォービズム(野獣派)の旗手だった面目躍如で、
大胆なデザイン、楽しくて、動きがあって、
今にも踊り出すような20点の作品を楽しめますチョキ

上のチラシの作品はギリシャ神話に題材をとった「イカロス」
これも青がいいんですよね。
左胸の赤は心臓ドキドキ
画面を引き締めて、いいアクセントになっています。

会場にはジャズベースのリミックスが流れていて、
おしゃれでした音譜
銀座のポーラ・ミュージアム・アネックスにて
10月24日観賞。


箱根の本館は、光をうまく取り入れた建物で
ゆったりとした時間を過ごせますよ。

☆☆☆☆☆ ルーシー・リー展(MOA美術館)


見た、聞いた、読んだ、食べた


えっ、これって日本の焼き物じゃないの
私がイメージしていた西洋の焼き物とは、
全く異なる作品の数々。

まず、色がいい。
私は彼女の青に惹かれて見に行ったのですが
白磁も品があって、美しい。
釉薬の魔術師とでも呼びたくなるように
様々な工夫を重ねているんだろうなぁ

中でも溶岩釉と呼ばれる
表面が溶岩のようにボツボツと、
ざらざらとしているのは
焼き物の表面を保護し、
美しく見せるという釉薬の役割を超えて
器そのものとなっています。

熱海MOAでの陶芸家Lucie Rieの回顧展、
夏に六本木の新国立美術館からの巡回です。
ポスターできれいに出ていた
器の青がとても気になっていて、
行こうと思っていて行けなかったのですが、
熱海に行く別の用事があって、
駅を降りると、あっ、あの青い器が。

というわけで、偶然ですが
二度目の熱海MOA美術館です。

彼女は1902年にウィーンで生まれ、
ドイツのオーストリア侵攻のため、イギリスに亡命。
1995年に亡くなるまで
ロンドンで活躍した陶芸家です。

今回、日本にもかなりの数の
コレクションがあることを知りました。
やはり、日本人好みの
フォルム、色、つや、質感なんですね。
やわらかい形、やさしい色使い。

特にポスターに使われていた青釉鉢は
東京の近美が所有していますが、
同じ系統のものがアサヒビールの美術館も持っていて
展覧会では二つ楽しめました。

以前、焼き物は、全く興味がない、
というよりも、まだまだ、
見る力がなかったのでしょう。
古九谷を知ってからかなぁ、
あちこちで、色々と見てみると
描かれた色や絵だけでなく、
器の表面の色、つや、
また、形も楽しめるので、
オススメです。
(10月24日観賞)