見た展覧会、美術館、映画のこと、聞いた楽しい、いい話や
コンサートのこと、読んだ本や雑誌のこと、
食べたおいしい料理やお菓子のことなどなど

ブログ村ランキングに参加中
応援クリックをお願いします。
   ↓↓↓
にほんブログ村 本ブログへ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2012年02月05日

☆☆☆★40代を後悔しない50のリスト(大塚 寿)

テーマ:読んだ本


40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則/大塚 寿
¥1,500
Amazon.co.jp

「40代は、20代、30代とは違う仕事をしなければならない」

ふむふむ。

「それは、部下のマネジメントである」

当たり前じゃ、と突っ込みたいが、

「業務の管理ではなく、部下のモチベーションを引き上げることが

マネジメントである」

なるほどと!!

 

業務の管理はできて当たり前

部下のモチベーションをいかに引き出すか。

現実の会社では、いかに多くの上司が

部下のモチベーションを下げていることの

証左かもしれません。

うーん、反省せねば得意げ

 

部下のモチベーションを上げるには、

人を動かす力が重要で、

そのためにはコミュニケーション力を上げるべしアップ


そして、コミュニケーション力を上げるためには

ボキャブラリーを増やす必要があり。

自分のバイブルと言えるような本を見つけて何度も読むべし。

と、具体的手法を示してくれる。

あとは、やるのみアップ

 

リクルートを経て、独立して企業研修を手掛けている著者は、

これまで多くの企業・組織の社員、経営者と付き合ってきて、

40代にやっておくべきことがいかに多いかを実感して、

本書を著したという。

 

本書で紹介される50のリストは、

会社での仕事のノウハウだけでない。

会社後の将来の人生を豊かに過ごすための

準備を始めるのも40代からグッド!



地域社会との付き合い、

趣味を通じたお付き合いを始めるのも40代から、

とアドバイス。


そうそう、助走がなく、

いきなり、60代になって、スタート台に立っても、

飛び込めないでしょうからねショック!

 

50のリストを並べるために

内容が重なっていたり、

やや、説明不足のところもあるが、


細切れの時間を有効に活かすため

「意識的に10分でできる仕事を持つ」の項では、

10分を部下の報告・相談へのアドバイス、コメントなどの

フィードバックに使うとか、


「相手に応じたコミュニケーションをとる」の項では、

企画書などを作るときには、

担当者には5ページで、

部長には3ページ、

役員には1ページで、

などと具体的で、実践的な内容が満載ですえっ

 

40代の皆さん、是非、読んでみてください。

そして、50のリストの内、一つでも二つでも、

実践してみてはどうでしょうか。


読んで、あぁ、なりほどね。

で、終わらずにねチョキ



2012年01月30日

☆☆☆☆ 陽だまりの彼女

テーマ:読んだ本
陽だまりの彼女 (新潮文庫)/越谷 オサム
¥540
Amazon.co.jp

陽だまりの彼女
越谷オサム

 広告代理店の新人営業マン浩介は、中学の同級生、真緒に10年ぶりに出会う。
 中学時代、いじめられていた真緒をかばったのがきっかけで、不器用な付き合いを始めた二人。中3で浩介が転校してしまってから、再開までの10年間を埋めるように付き合い始め、親の反対を押し切って結婚する二人。若いカップルの恋愛そのもの二人の生活がつづられる。

 


 でも、何か、ひっかかるものが。13歳で突然、真緒が現れたこと、二人が選んだ日当たりの良い新居、背中をやさしくなでられるのが好きな真緒、金魚が1匹いなくなったこと、そして、マンションからの転落事故。


5分の4までは恋愛小説、最後の5分の1は、「真緒の過去に潜む謎は」なんて、ミステリアスで、ファンタジック。

 

 

 

 小説も、映画も、事前にできれば批評を読まない方がいいのは分かっているが、この「陽だまりの彼女」は普段なら、まず、読まないタイプの小説。書評を読んで、事前の「妄想」がやや膨らんでいたので、直後は「あれれっ。何これ」。ですが、読んだ翌日になって、まだ、暖かな気持ちに包まれているのは作品の力だろうか。

作家の佐藤優さんは、「陽だまりの彼女を読むと不安を克服する愛の力を感じます」と評価(24年1月29日 朝日新聞)。「浩介と真緒は、ユダヤ思想家のマルティン・ブーバーの「我と汝」という関係。これは、相手を自分と同じように大切にする関係で、愛は我と汝の間にある」と。

 

 

 

あっ、この小説のタイトル「陽だまりの彼女」は、そういうことか。読み終わって、気付いた。




 

 

2012年01月29日

☆☆☆☆ ザ・ラストバンカー(西川善文)

テーマ:読んだ本
ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録/西川 善文
¥1,680
Amazon.co.jp

1年以上ぶりの更新が、こんな恐い顔の人の本の読後感で始まるのは、「今年は、どんどん更新しないといかん」としかってくれていそうです。


「逃げたらあかん!不良債権と寝た男」との帯の惹句が踊る。

 

 西川善文。

 その顔と名は、三井住友銀行の初代頭取というよりも、私には、小泉郵政改革で誕生した民営化、日本郵政株式会社の初代社長として印象が深い。



 さくら銀行と合併した現三井住友銀行の初代頭取から、民間銀行が「目の仇」にしてきた郵政公社への転身。

その人事には驚かされたが、その後、かんぽの宿のオリックスグループへの売却問題、東京駅丸の内の東京中央郵便局の立替問題で、鳩山邦夫総務大臣(当時)とぶつかり、マスコミから、散々叩かれ、21年夏の政権交代で、担当大臣となった郵政民営化反対論者の亀井静香大臣(当時)から事実上、解任された。


 あのときのマスコミのバッシングは、西川があとがきでも触れているが、「ビジネスというドライな場で仕事をしているのは、マスコミも同じであり、そこで論理ではなく、情緒で批判するのは合理的ではない」だろう。

 しかし、それが、世間であり、マスコミであり、政治である。「合理性と現実の間で、悶々としながらも、進んでいくのが我々ではないか」という西川。しかし、世間は現実にずっと近く、西川は合理性により近い。

 
  西川のバンカー人生のほとんどは、「一貫してあるのは破たん処理と再建というキーワードである」。安宅産業(商社)の破綻処理(破綻後、一部は伊藤忠と合併)、関西地盤の住友銀行が東京進出のため、東京地盤の平和相互銀行を吸収した後の不良債権とボロ店舗の処理、バブル期のイトマン事件の後処理などなど。戦後の経済史の裏面に残るような事件、処理にかかわってきた西川。


 勝ちと負け、攻めと守り、山と谷、表と裏。誰も、望んで、敗戦処理などしたくない。苦しくても、大変でも、勝ち試合に登板したいものだ。しかし、仕事をし、人生を進んでいく上で、ずっと勝ちはない。負けた処理を誰かがしなければならない。それは、大きな痛みを伴う。


 「リーダーシップとは、直面する課題から逃げないことである。リーダーが逃げないから、部下も逃げないし、前のめりで戦う」。持ち前の負けん気で生きてきた西川の言葉を受け止めたい。

 



 

Amebaおすすめキーワード

    1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト