こんにちは
今日は、冬に修復工事で見られなかった阿修羅像を見に、また奈良へとやって来ました
奈良へ着いて、即、興福寺へ
(と言いつつ、ちょっと立ち寄って、ちゃっかり
よもぎ餅も食べました)
何回も確認しました、
確かに今は阿修羅像が見られます
展示会場の中へ入ると、阿弥陀如来像を中心に
左右には四天王像、
奥には金剛力士像など
十大弟子像、八部衆像
梵天、帝釈天…
阿修羅は八部衆に入ります。
やっと、ご対面…
もう…とっても美しいんです。
神様とかの世界って、闘いの世界なので
私は信仰心みたいなのは無いのです。
実際、四天王像や金剛力士像なんて今まさに闘ってる真っ最中。
足で妖怪を踏みつけ、剣を構えて睨みをきかせています。
阿修羅も、インド神話に登場する闘いの神様です。
通常おっかない顔で描かれているのですが、
興福寺の阿修羅像は、
もう闘いの世界に生きるのを終えたようなお顔をしていました。
なんて言葉で例えたら良いのか、とても難しいのですが
きっと見る人によって変わるのでしょう。
悲しんで見える人もいるだろうし、
苦しんで見える人もいるかもしれない。
私は時折、微笑んでも見える瞬間がありましたよ。
その場に並ぶ仏像で、もう一体とても気になる像がありました。
富楼那(ふるな)像。
お釈迦様のお弟子さん僧侶10人の1人だそう。
穏やかで慈悲深いお顔で、
何故か彼岸の前に立ってこちらを見ているような気さえしました。
ところで、隣で見学していた女性が
金剛力士像がカッコよくて、お姫様抱っこされたい…というお話をされてました
その感性、可愛すぎますね
続く