明日は需給発表、四半期在庫の発表がありますが事前予想が出ています。

(今日のニュース)
中国商務省は11日、米国産のDDGS(蒸留粕)に対する反ダンピング税の引き上げを決めました。中国は米国からの輸入によって国内の蒸留粕業界が大きな打撃を受けているためとしています。


(需給発表事前予想)
(トウモロコシ期末在庫)23億9600万BU(前月24億300万BU)-700万BU
(大豆)4億6800万BU(前月4億8000万BU)-1200万BU
(四半期在庫)
(トウモロコシ)123億6000万BU
(大豆)29億5000万BU


(エタノール生産量)
米エネルギー省が発表した1月6日時点のエタノール生産量は前週比0・6%増加の日量104・9万バレルで最高水準でした。在庫は前週比7・1%増加の2000万バレルで増加しました。


▲トウモロコシ・大豆
今日のトウモロコシはシカゴが1・25セント安、夜間取引が1セント安、為替が114円55銭で1円40銭の円高で推移しマチマチで終わりました。期先は21740円で170円安で終わりました。今日のシカゴは、エタノール生産量は過去最高で強気でしたが、前述した蒸留粕の高関税が弱気に取られ南米の天候良好見通し、小麦が安く下げました。明日は需給発表がありますが事前予想と大きな違いはないと考えています。問題は四半期在庫が何度か事前予想と大きな違いが多くくありますので動く可能性があります。引き続き押し目待ちです。


今日の大豆はシカゴが2・50セント安、夜間取引が2.50セント安で推移しマチマチで終わりました。期先52円で420円安で終わりました。今日のシカゴは、乾燥していたブラジル北部の降雨予報、蒸留粕の高関税、小麦の下げで売られました。


今日のフレートは33ドル42セントで前日比50セント高でした。


川原