ウナギの寝床は節税対策 京都の町家など昔の街並みが残っている地区を散策するとなんだかタイムスリップしたような気分になりますよね。

昔の街並みを歩いて気が付くのはどこでも大体道路に面した部分の間口は狭くて置くに長い、いわゆるウナギの寝床のような間取りが多い事。

ウナギの寝床のような建物の作りはどうしても日当たりが悪くなりがちで、中庭などを設けないと風通しも悪いのになぜだかそういう間取りが多いのは不思議ですよね。

実はあれ、節税対策なんです。昔は通りに面した間口の幅によって税金がかけられていたためなのだとか。間口が狭いぶん通りに面した家や店が多くなるので、町全体が栄えるだろうとの思惑もあったそうです。なるほど、納得です。

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古民家の雑学53