今日はワンクッション置いて議員の個人情報について考えていきたいと思います。
自分はテレフォンオペレーターのバイトをしていた期間が長いせいか、個人情報にはかなりうるさく指導を受けてきました
ご自身の個人情報を忘れて問い合わせてくる方は「何で教えてくれないの?面倒!」と思われがちですが、実際に悪い連中があなたの個人情報を探って攻撃してきているのを現場は経験済みで知っているからなのです!
武蔵野市は以前、約3800人分の個人情報を紛失してしまうというミスを犯してしまい、管理体制を見直すという話でしたが、市役所に行くと部署別の入館カードなども使用していないご様子で、民間業者と比べるとかなり甘いような気がしてしまいます。実際、狡猾な悪人にかかれば個人情報は洩れるな~とさえ思います。

少し話しがズレました。今日は議員の個人情報です。
まず、武蔵野市のホームページをご覧いただければ分かります(あえてリンク無し)が、市議は全て住所が公表されています。一般人である私は「何故公表する必要が有るのですか?」と選管さんに尋ねましたが「公職選挙法により昔からそうなので非公表は不可!」と一蹴されました。(ここでねばっても意味が無い事は流石の私も理解しました)

私は政治家というのは出来るだけ多くの方の希望を行政の範囲内で実現する職務だと思っておりますが、一方で100%の支持を受けるのは困難で、そこを目指すと反対に実行力が限定されてしまうと考えています。(ですので色々な立場・考えの方が政治参加する事が必要で健全と思います)

例えば、私は武蔵野市の中途半端な路上禁煙を禁煙前よりストレスに感じており、他自治体に遅ればせながら市内全域路上禁煙導入を検討していますが、愛煙家の方もいらっしゃるでしょう。
野良ねこや鳩への無責任な餌やりも禁止したい所ですが、当事者の方は良かれと思ってやっているのです。
更に言えば、生活保護等の不正受給は不正じゃない方が問題なく受けられるように取り締まらなければいけないとも考えています。
しかし、不正受給者が存在するという前提でお話してしまいますが、これを推進したら家族に危険が及ぶと思いませんか?少なくとも可能性が無いとは言えない筈です。
私は正直、立候補の際には戸籍謄本なども提出しますし、公表は不要なのでは無いかと思います。
今回の選挙においても、出来る限り事務所で通すようにしてきましたが、結局、公職選挙法の壁に負けました。道を残せずに申し訳ございません。

せめて、実は以前からそう思っていた!もしくはこのブログをご覧になって確かに公表したくない!と思った政治家を目指す方々は、私と同じ方法をご検討ください。

私は最後の最後、立候補関係書類提出日に自分だけ市内移転する事にしました。いわゆる別居で移転先は四畳半の選挙事務所です。もし、あなたが独身ならば簡単だと思います。私のように子持ちですと、単身赴任者と同じように別に住んでますけど家族ですよ的な書類(子供手当て等)が数枚加わります。
当選したらそのまま、落選したら同居に戻しましょう。
私は社保ですが、国保だともう少し面倒が増えるかもしれません。
こんな面倒な手続きも全て旧態依然とした公職選挙法の‥いや、愛する家族の為です!