No.383 ♡スマカイ BLUEに包まれて・・・o(^-^)o

2014年、平成26年も　あと数時間になりました。　

今年の5月、私のすい臓がんが発覚。
その後、皆様のブログやネットを見て
必死に情報を集めました。

『膵ぞうがんとはなんぞや

』から始まり、
どうすれば直るのか

どこで、どんな治療をすればいいのか

藁をもすがる思いで必死に調べました

モチロン、
嫁はんも調べてくれました

会社の上司も調べて頂き、
こんな健康食品があるよとか
あそこの病院が良いんじゃないかなど
色々と、アドバイスを頂きました。

しかし、調べれば調べるほど
ただただ、絶望するだけ・・・

5年生存率、免疫療法、腫瘍マーカーなどなど、
聞いたこともない言葉が並び、
抗ガン剤治療是非の議論がある事など
知る由もありませんでした。

『がんの王様　』『がんの帝王』という言葉が並び
「死」というものを身近に感じ、
痛みが増す度に　いつまで持つのか

何時死ぬのかなど考え、
この大晦日を迎えられるのかどうかさえ、
不安でいっぱいでした。

がんが発覚した当初、
何で、ワシががんにかかるんや

膵臓がん
何を、どう調べても死ぬしかないやん

まだ、死にたくない

でも、もうすぐ死ぬんやろか

家族には何にも残してやられへん

親より先に死んでしまうんか

いろんな事が頭をよぎり
不安でどうしようもない。
ただ、イライラするだけでした・・・

現在、私の両親は健在です。
自分が親よりも先に逝くかと思うと、
申し訳ない気持ちで悲しみが込み上げてきました

遠く離れて暮らす両親には
まだ、私の病気のことは話していません。

嫁はんも家族も、
実家に黙っている事を
心苦しく思い、心配しています。

でも、二人とも80歳を過ぎ、
時々、体調も悪いこともあるので
心配を掛けたくありません。

両親に報告するのは、
病気が治ってからと思っています

或いは
生きるか死ぬかの大手術をする時は
連絡するかも知れません。

私の心の恩人
それは一人の少女です

当時、入院先の病院で観たテレビ番組で
がんにかかった高校生ぐらいの
少女の事が放映されていました。

がんにかかっても明るく生きていく
彼女を追ったドキュメンタリーです。

その彼女の言葉

泣いて過ごしても一日
笑って過ごしても一日

だったら、私は笑って過ごします

・・・

目からウロコでした

思わず涙があふれ出し

そやな
クヨクヨしとってもアカン

泣いとってもしゃぁない

笑おう
笑って過ごそ

私より遙かに年下の彼女の言葉
私の子供より若い彼女の言葉に救われました

それから心を入れ替え
どんなに辛くても、
どんなにしんどくても、明るく生きる
そう、心に決めました

私は幸い、ブロック手術が成功し
現在は、ほとんど痛み無く過ごしています。

手探りで始めたブログも
徐々に読者様も増えています。

がんが判って、
絶望の淵にいた私ですが、
前向きに生きる
多くの方のブログを読んで
どれだけ勇気づけられたでしょうか

このブログを読んでくださる
読者の皆様に、
どれだけ励まされた事でしょう

皆様に、
本当に感謝しております

今は、ガンになって
良かったとさえ思う時もあります。

ガンになったから、人の優しさを知りました。
ガンになったから、生きる喜びを実感しました。

そして、
顔も本名も知らない方々と、
ブログを通じ繋がっています。

沢山の方々と巡り会い
励まし合い、助け合ってます。

私がブログを始めて今日で、まる７か月、
私のガンとの闘い
まだまだ、これからです。

ガン細胞が消える確率
十万分の一と言われました。

現在の化学放射線療法で
ガン細胞が小さくなり、
手術ができる確率
１％と、言われました。

それでも私は諦めていません

自分の為に、
家族の為に
（モチロン、レンも含みます）
そして、いつも応援くださる
読者の皆様の為にも
負けるわけにはいきません

以前から、
レンとの散歩コースの
スマカイ（須磨海岸）