お義父さん。
いや、元旦娘にはケニーじぃと呼ばせるって言ってたから、こっちの方がいいですよね。
遺族代表挨拶だったから、心の内にしまっていたので、
どんなに辛い状況でも楽しみに見てくれて、もっと更新してくれって言っていたこのブログに書かせてもらいます。
ラティーノ達との奇跡の再会から、まだ4年しか経っていなかったのですね。
なんか、もっと長く感じますよ。
器用な方じゃないのに、器用に見せたり。
みんなに兄貴分と慕われているのに、実は寂しがり屋だったり。
人のことばっか面倒見て、自分のことは後回しにしちゃうんだもんな・・・
あなたに初めて会った日の夜、握手をしてくれた時に感じたあの手の厚みを今でも思い返します。
ラティーノとシスタラティーノは、いつだってあなたのことをヒーローだと言ってます。
それはこれからも変わることはないでしょう。
日曜日、盛大な結婚式にしましょうね。
シスタラティーノの手を引いて、白いカーペットを一緒に歩くことは出来なくなってしまったけれど、
そこにいるって、みんな感じてますから。
一世一代のカッコばってるケニーじぃをみんなで感じているから。
家族のことは心配しないでください。
ママンも、ラティーノも、シスタラティーノも、元旦娘も。
息子達がしっかり守るから。
俺がそちらの世界に行くのは、まだまだ先の話だけれど、その時はあの日のように、
二日酔いになるまで飲み続けましょうね。
当面は元旦娘の成長を上から覗いていて下さい。
俺もあなたのように、娘から「パパは私のヒーロー」って言われるように肩肘張らずに頑張ります。
ありがとう、ケニーじぃ。
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11月2日午前7:38に、義父が肝臓ガンのため他界しました。
亡き父を生前から知る方も、そしてお世話になっている皆様方にも、お悔やみの言葉、
過分なる御厚志を賜り、大変失礼とは存じますが、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
簡単なご挨拶で誠に申し訳ありません。
どうか今後とも我がファミリーをよろしくお願い申し上げます。
パパボンドより。