今日最終日を迎えた「山田花子展」ですが、
無事にこの日を迎える事ができました。
多くの人にご来場頂き、みなさんのたくさんのいろんな気持ちと思いで、今は胸が一杯って感じです。
ありきたりですが、大きな感謝の気持ちでいます。
ありがとうございました。
・・・・・・。
正直に言うと、「胸が一杯」とか「感謝」とか「ありがとう」とか、
自分自身が発するそんな言葉が、実は上っ面の偽者で「ウソつき」であるかもしれないと、疑問や異議を自分自身に対して思ってしまったりする時があります。
それが、山田花子のマンガや言葉を知ってからなのかどうかは分かりません。
「世界はウソつき」の生原稿の前で泣いている人がいらっしゃいました。
「世界はウソつき」を教えてくれた山田花子の存在自身には、
「胸が一杯」になるほどの思いや「感謝」があると思いました。
理由や理屈なんかないのだけど、ただただなんだかジーンとしました。
胸が一杯になっていました。
そして、その方は私に「ありがとう」と言ってお帰りになりました。
この六日間、たくさんのみなさんの、山田花子の作品世界を見る眼差しに、
山田花子のその生き様を越えた凄まじい力を感じたのは本当です。
ご来場された方々から、「ありがとう」を本当にたくさんたくさん頂きました。
その「ありがとう」には、笑いも涙も怒りも悲しみも喜びも、いろんなものが詰まっているって分かります。
「世界はウソつき」です。
でも、これも世界です。
きっと、これが世界です。
だから、ありきたりでも、ベタでも、「ウソつき」の可能性があろうとも、やっぱり「ありがとう」は「ありがとう」です。
みんなにありがとうです。
山田花子に、ありがとうです。
えーと、私は実は山田花子のことを「花ちゃん」って呼んでます(人前ではあまり言いませんが)。
花ちゃん、ありがとう。