仕事には建設的に進む仕事と、ロスや無駄なことが多いな〜という2つの仕事があります。
前者は新しい可能性に挑戦して成果を得られるように考え、あるいは過去の失敗を改善し効率を図ったりすることができるような仕事。これは気持ちがよいし前向きで楽しい仕事といえます。
後者は、会議の時間ばかりが長かったり、責任の所在があいまいだったり、稟議ばかりが多かったり、必要のない書類作成に時間をとられたりするような仕事のための仕事。一人でできることも10人でかかっているようなもの。
今日もつくづく無駄な時間を過ごしたと感じる一幕がありました。とあるお役所仕事です。カタログを作るにあたり、何人もの検閲や稟議を通過し、その度に修正し、最終稟議でまた最初に戻ったりという繰り返し。5日で終わる仕事を50日かけています。(実話です)
このような体質は組織に蔓延すると、なかなか脱することができません。更にそこで働く人たちも何が正しいのか判断できずYESマンになり、益々考えなくなるという悪いループに入ります。
どう正せばよいのでしょうか。仕事はやはり責任や目的を一人ひとりが自負することが大切。だれかのせいにするのではなく、失敗するくらい怖い思いを感じながら自分でやる意識が必要なのだと思います。
お役所は頭脳優秀な人たちが沢山います。それらの本領を発揮すれば多くのことは解決できるはず。妙な慣習前例に擦れることないよう、力を発揮できる組織になればいいなと思います。