8月7日(土)の西安
こんにちはまだまだ残暑の厳しい東京ですが、夕方の風が爽やかになってきたような
西安(旧長安)
の町には、数少ない城壁が残っています。
現在の城壁は明代に造られ、600余年の歴史を持っている。
高さ12m、幅は下部が18m、上部で15m、東西約3.5km、南北約3kmで、1周が約12kmある。
城壁の上は遊歩道になっており、ここから市街を見渡せる
私たちは、郊外にある秦の始皇帝の兵馬俑博物館
に到着。
人工ピラミッド型の始皇帝のお墓は以前から確認されていましたが、
1974年初春に柿畑で井戸を掘っていたら、水は出ず、堅い物にあたり、
「陶質人形」や青銅の矢じりが現れた。 余りにもリアルだったので、
人間が殺されて埋められていると勘違いして警察を呼びました。
黄土の下に、2200年前に閉じ込められた秦の帝国の地下軍団が姿を見せた。
最初の封権皇帝である秦の始皇帝の陵墓に副葬された大規模な地下近衛軍団。
兵隊の顔は、全部違う顔・髪型だそうで、現在あるものは復元されたものです。
1976年に、ボーリングにより発掘され、述べ2万平米あり、等身大の兵士や馬など
8000点、木造戦車百余台埋まっている。
大きさは、大体1.8M~2.0Mもある迫力のあるものです。
鎧を着ていないのは「歩兵」
馬もとても精巧に作られています…「陶馬頭」
こちらは発掘現場の再現です。
こんな感じで発掘されています。
次は、全体の様子を再現してあります。
こう言うところを発掘していくのです。
まだまだあるそうです。ほんの一部の発掘。
3号抗
発掘された時は、色が付いていたそうです。
その為、井戸の発掘で見つけた時には、リアルに人間に見えたそうです。
しかし、何千年も地中に埋まっていたので、空気に触れたとたん色が無くなり、
着色する前の土の色になったそうです。
第2号・3号抗
「陶俑の頭髪」こちらは、唯一まともに発掘された兵です。
リアルに髪の毛の一本一本を作って、三つ編みも本物の様です。
靴の裏もリアルに掘ってあります。
爪の一つ一つも作ってあります(写真で見えませんが)
兵の手が軽く握られているのは、槍や盾を持っていたそうです。
しかし、木で作られているので、風化して土と混ざって無くなっているそうです。
左下の写真…右鯵馬 ・ 右下の写真…秦陵銅車馬
この様な作りだったのではないかと、想像の物です。
秦始皇帝陵より東へ約1.5kmに位置し、約2200年前始皇帝を永遠に守るために
副葬されたものです
兵馬俑の博物館から出口までは、上の写真の所を歩きます。
「カカ」が宣伝の看板に居ました~♪