売れるキャッチコピーの作り方~マインドセット~
さて、前回の続きでキャッチコピーの作りかたについて解説していきます。前回は、キャッチコピーとは、本文を読ませるために書くのである という話でした。
今回は、キャッチコピーを作る時の考え方。キャッチコピー作るときってどんなことを意識しながら考えればいいのかについてお話します。まあ、いわゆる“マインド”の部分ですね。
☆キャッチコピーを作るマインド
①お客さんを“その人1人”になるまで絞り込もう
さて、これはキャッチコピーだけでなく、セールスレター全体を通してなのですが、まずはお客さんを1人に搾ってください。
これは、「無作為に1人選べ」という意味ではなく、「アナタにとって理想のお客さんはどんな人なのか、明確にイメージしろ」 ということです。
リサーチ
を徹底的に行った事で、お客さんがどんな人達なのか その傾向性が把握出来ているハズです。それを踏まえたうえで、自分はどんな人に商品を買って欲しいのか?“その人1人”になるまで条件を絞り込むのです。
年齢は?性別は?出身は?仕事は?貯金額は?身長は?どんなときに笑ってどんなときに泣くのか?どんな悩みを持っているのか?などなど、思いつく限り紙に書き出して見ましょう。
ただ、誤解の無いようにしていただきたいのですが、「理想のお客さん」=「都合の良い客」ではありません。
「理想のお客さん」というと、自分の商品に興味津々で、「1000万儲かります。」と言ったら「そうなんですか!」と何も疑わずに信じてしまう
…そんな 実際には有り得ない、都合の良い人をイメージしてしまう人が多いので気をつけてください。
いやまあ、最近の詐欺事件をみていると、最近そーゆー“都合の良い人”的な人って多いのかなァ~とか思う今日この頃ですが…日本の将来が心配ですね。
②“その人”は何と言ったら私の話を聞いてくれるのか?
お客さんを1人に絞り込めたら、次は「そのお客さんは、一体 なんと言えば私の話を聞いてくれるのだろうか?」について徹底的に考えます。
キャッチコピーの作り方なんて、究極的にはこの一言に尽きます。
例えば、砂漠で3日間 何も飲んでいない人に対して「水のみますか?」と言って水を差し出せば、絶対に「飲みます!」と答えますよね。
これを無視する人はいないでしょう。
まあ、これは極端な例ですが、考え方は同じです。アナタのお客さんは なんと言われたら思わずアナタの話を聞いてしまいますか?それを徹底的に考えてください。
あとはそれを日本語にして書くだけです。
☆今日のまとめ☆
・キャッチコピーを考えるときは お客さんを“その人1人”になるまで絞り込もう
・その1人に向けて、「何と言ったら私の話を聞いてくれるのか?」を考えよう
と、言うわけでマインドについてお話いたしましたがいかがでしたでしょうか?次回はいよいよキャッチコピーの書き方についてお話していく予定です。 お楽しみに!