クリスマス前、引っ越してきたばかりのお隣の奥さんと立ち話してて、びっくりしたんです。
お隣には、9歳、8歳、そして5歳の子供達がいるんですが、毎年、ご主人のお母さんが子供達それぞれに、30個ものクリスマスプレゼントを用意するんだそうです。
鉛筆一ダース、キャンディーとかの30個じゃあなくて、ラップトップ、ゲームとかの30個です。
サンタを信じてるらしいその子供達は、毎年クリスマス前にサンタ宛にほしい物のリストを作り、お祖母さんがリストの物を買ってあげるんだそうです。
その上、両親、もう一組のお祖母さん、お祖父さん、叔父さん、叔母さん達... からもプレゼント。 隣りの子供達は、いったいいくつプレゼントをもらったのでしょう。
一番すごいと思ったのは、その子達、30個もほしい物をリストアップできるということです。
とことん物質欲がない一家のうちの息子達は、毎年、「クリスマス、何ほしい?」と聞いても、「うーん... うーん... 別にない。」なんです。
そんな息子達、高価な物は嫌がるので、帽子だの、服だの、アートの本だの細かい物をいろいろラップして、クリスマス・ツリーの下に並べました。
幸せな家庭を意味して、「僕のほしいものは全て手に入れてるから、何もいらない。」と言う主人には、75%引きになってたお気に入りのお店のシャツとか、なくなりそうなコロンの置換え。
息子達も、私に20ドル(1500円くらい?)以上の物を買うと、「私のためにこんなにお金使って!」とぶうぶう文句言われるので、ちゃんと心得てセールになっていた物。
順番にプレゼントをひとつずつ開けて、“THANK YOU!”のキスとハグ。
ぽかぽかした幸せーな気持ちになるんです。
中身は何でもいいのかも知れません。
その後は、デッキの暖炉でステーキを焼き、夜空の下で食事をしながら四人でけたけた。
そして、ソファーに並んで、感動の映画を観ながら四人でじーん。
プレゼントは少ないけど、とってもメリーな我が家のクリスマスなのです。