NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」の番組で、地方公務員・寺本英仁氏の地域おこし活動を見た。

 

 島根県邑南町役場に勤務する彼は、合併によって役場が消滅するかもしれない不安と、地域や農業・酪農が消えていく不安を感じたときに、このままで公務員として手をこまねいていてはいけないと立ち上がったという。

 

 総務省が推奨した「地域おこし隊」派遣制度を活用して、田舎に若者たちを呼び込み、A級グルメで観光客を呼び込んだり、酪農家の所得を上げるために、牛乳をチーズやミルクジャムに加工する技術を取り入れたりして、若者たちの活躍する仕事を開拓していった。