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清水駅から400m離れた港湾に東燃ゼネラルの私有地があります。工業地区で埋め立てによって造成された広大な土地は石油・ガスの燃料の備蓄基地でした。



私がこの6月議会で過去に斎藤滋与志県知事が「玄関口に竈はいらない」と火力発電所計画をストップさせた事例を挙げて質問した内容は先のブログに掲載した通りです。




この「市民フォーラム(代表・望月國平氏)」では、三名の有識者がそれぞれの立場で「大規模火力発電所建設計画」について多くの市民に語り掛けました。



松田義弘氏 東海大学名誉教授 日本海洋学会沿岸海洋研究会副会長 

      著書・マングローブ環境物理学

川口良子氏 NPO法人まちづくりサポーターFUJI事務局長 静岡産業大学非常勤講師 

      しずおか棚田・里山くらぶアドバイザー

藤木八圭氏 国際ジャーナリスト 企業・団体・自治体コンサルタント 

      著書・国際化に不可欠なディべート



この際、多くの市民が静岡市(清水区)の将来ビジョンを描くチャンスである。


「三保松原」地域が世界文化遺産に登録されたことから、市政も観光事業に乗り出している最中です。




「巨大な火力発電所」建設計画と、静岡市が掲げる「清水港湾の環境保全と観光都市づくり」計画、選択肢は一つである。



それにしても、静岡市政が問われる局面です。今までのところ行政も市議会も暗黙の裡に「東燃の火力発電建設計画」を鵜呑みにしているようにも見えるのです。



『静岡市長は何を考えているのか?』公聴会を開催しても担当職員の歯切れの悪い説明に、市民が立ち上がったのです。




やっと市政と市議会をはじめ公の場で「巨大火力発電所建設計画」の賛否が問われることになったのです。