小生、医療関係の人間でもないですが、ちょっとエラそうに癌について書いてみようと思います。間違えておりましたら、お優しくお優しくご指摘下さいませ。

 

 

 えー、日本に癌になる人が増えていて、その原因はタバコだとか、排気ガスだとか、食生活の欧米化だとか、言われておりまして、癌による死亡率がトップクラスだと言うことが生命保険会社がガン保険を売る時の謳い文句になっていたりしますが、そうやって、日本国民は騙されているわけです。

 

 

 

 何が騙されているのかと思われると思います。確かに食生活の欧米化も癌の一因なのですが、実は、ドアホなマスコミが発表していない癌患者が増えている一要因がありまして、それは何かと言いますと、それは「歳を取るほど癌になる確率は高いものであり、日本人の寿命が長くなっているから癌にもなりやすい」ということなのです。

 

 

 わけわからんという人の為にもう少し詳しく説明します。癌になるということを「癌細胞が発生する」ということであると仮に定義しますと、それであれば、どんなに健康な人でも毎日、癌になっているのです。

 

 

 ただ、健康な人は癌細胞を殺す免疫力があって、癌が発病しないのです。免疫力というものは歳を取るに連れて衰えます。ですから歳を取れば取るほど癌になる確率は高くなり、長寿大国日本においては必然的に癌になる人が多いのです。聞くところによると癌になる確率は年齢の2乗に比例するそうです。つまり80才の人は40才の人より16倍、癌になる確率が高いのです。

 

 

 要するに医学の発達により昔なら死んでいた病気では死ななくなって長寿になり、その分、癌が増えたわけで、癌を減らそうと思えば、治る病気をほったらかしにしてその病気で死ねばよいというパラドックスに陥るのです。