ネットで見つけた男女比率1:9の世界

神戸在住40代後半の既男。趣味でエッセイ、小説ぽい文章を書いています。婚活に関する記事が多いです。


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ネットで見つけた男女比率1:9の世界 パート1
http://ameblo.jp/yasushi135/entry-11062881203.html

ネットで見つけた男女比率1:9の世界 パート2 第1章
http://ameblo.jp/yasushi135/entry-12131183041.html

ネットで見つけた男女比率1:9の世界 パート2 第2章
http://ameblo.jp/yasushi135/entry-12133551492.html

ネットで見つけた男女比率1:9の世界 パート2 第3章
http://ameblo.jp/yasushi135/entry-12135872770.html

ネットで見つけた男女比率1:9の世界 パート2 第4章
http://ameblo.jp/yasushi135/entry-12140754555.html

ネットで見つけた男女比率1:9の世界 パート2 第5章
http://ameblo.jp/yasushi135/entry-12143899707.html

ネットで見つけた男女比率1:9の世界 パート2 第6章
http://ameblo.jp/yasushi135/entry-12148662021.html

ネットで見つけた男女比率1:9の世界 パート2 最終章
http://ameblo.jp/yasushi135/entry-12152280430.html


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(関連記事)

135神戸ライブメモリアル
(ネットで見つけた男女比率1:9の世界 原案)
http://ameblo.jp/yasushi135/entry-12148754674.html

通ってた結婚相談所の変だと思ったルール
http://ameblo.jp/yasushi135/entry-11255270705.html

小学校から私立に入れる」と言ったお見合い相手の話
http://ameblo.jp/yasushi135/entry-11237074654.html

嫁とのお見合いの場所は絶対にお見合い場所として選んではいけない所でした。
http://ameblo.jp/yasushi135/entry-11182300133.html

今の嫁と結婚を決めた条件はことごとく裏切られたの話
http://ameblo.jp/yasushi135/entry-11162417630.html


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「会話のある夫婦シリーズ」です
俺「この間、結婚するから会社辞めるって言う女の子の送別会があったんよ。俺は欠席したけど」

嫁「寿退社かあ。最近、珍しいねえ」


俺「うん。俺の職場の周りではすごい久しぶり。結婚しても仕事続ける女ばっかだ」
嫁「女は男の仕事に左右されるからなあ。旦那が東京だと辞めてそっち行かなあかんとかあるんちゃう?」

俺「あ、そういうこともあるんか・・・。話してよかったわ。ちょっとは気が晴れた。実はね、その辞める子のことでモヤモヤしとったんよ」

嫁「なんとなく言いたいこと想像つくわ」

俺「『ここまでいっしょに頑張って来たやんか。もうちょっと頑張られへんか?』って思うの。確かにこの会社は地獄。女子供が働くところじゃない。でも、せめて子供が出来るまでは頑張られへんか?って思う。ここんとこ、そのことでイライラしてたんよ。」

嫁「ははは。ヤスさんて、女だからって容赦しないみたいなとこあるね。それが本当の男女平等やけどね」

俺「そうやねん。寿退社とか甘いこと言うてる女、実は内心イラっと来る、口に出さへんけど。男同士だと『女に学はいらん。女は家に引っ込んでろ』とか言うてるわりに、いざ自分の周りで家に引っ込む女いたらイラっと来る。言うてることは男尊女卑で、考え方はフェミニスト。自分でもおかしいんよ」

嫁「最近はその面倒くささがだいぶんわかって来たわ」
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いよいよ最終章だよ!!
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<最終章>
(前回までのあらすじ)
 結婚の宛てもなく20代を過ごした私。そんな中、偶然にも圧倒的に女性が多い集いの場を見つけそこで初めてお付き合いするようになる女性をものにする。しかし1年半後の33歳にして結局別れてしまい、再び結婚可能性ゼロに陥る。私はスポーツクラブで体を鍛え始め、女性の見る目が急に変わったと感じ始める。しかし何か今後のプランがあるわけでもなく結婚の可能性ゼロであることは変わりなかった。そこで私は最後の手段として結婚相談所にお見合いの世話をしてもらう。しかしお見合いトークが上手くいかない。女性からの申し込みはあるもののいつもお断りは相手から。このままずっとこんなんだろうか。不安を感じつつ毎週のようにお見合いを続ける私であった。(あらすじ長!)
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「なんだか変な感じになってしまったわ」

 4回目のお見合いは最悪の結果になりました。私が何か軽はずみな発言をしたらしくそのせいで途中から急に雰囲気が悪くなり相手の女性は終始つまらなそうな感じになってしまいました。

 お見合いをした喫茶店を出た後、私は「この先に用がありますので」と言ってすぐに女性と別れました。いつもでしたら駅までいっしょに歩いて駅近くでお別れでしたが今回は歩くのもいやでしたのでその場でさよならしました。

 相手の女性に再び会わないようにする為、暫くは何をするでもなく北野の辺りをうろうろしていましたが季節は夏の8月です。うだるような暑さに耐えられなくなりすぐに女性が向かった駅の方へ降りていくことにしました。

 私は駅までの途中のファミレスに立ち寄りました。

「ああ、ここ懐かしいな」

 それは6年前のことでした。当時私はあるミュージシャンのファンが集うチャットをよくやっていました。私は高校の時からそのミュージシャンのファンでCDは全て揃えていてライブにも何度か行ったことがありました。

 そのファンたちとのチャットを通しての交流は兎に角楽しかった。毎日のようにファンたちとあれこれ話すのを楽しんでおりました。

 チャットで話すようになってから数ヶ月後くらい経った頃だったと思います。いい話がありました。私の地元である神戸でそのミュージシャンのライブがあると言います。チャットは毎日ライブの話で持ちきりでした。

 そんな中、いつもチャットで話していた方が「ライブが始まる前の数時間、いつものチャットのメンバーでちょっとしたお茶会をしませんか」と言い始めました。

 私はその方に「ヤスさん(私のハンドルネーム)は地元だから場所探しをお願いします」と頼まれてしまいました。

 なんだか不思議な感じでした。なんせ私は相手の顔も名前も知らないのです。誰なのかもわからない人たちが集まるお茶会の場所探しをするのです。私は断ろうと思いましたが、チャットの盛り上がり方に押されて、場所探しをやる羽目になりました。

 そこがこのファミレスでした。そしてそのお茶会で私はあることに気付くのです。

(女が多い)

 お茶会は男女比率は3:5の割合で女性の方が多かったと記憶しています。私は気にとめたこともありませんでしたが、そのミュージシャンは女性ファンが多かったのです。お茶会の後、ライブが始まってからの観客は圧倒的に女性が多いと一目でわかりました。

 大学時代、会社入って以来、何もなかった、お商売の女性との出会いしかなかった私に突然、一般女性と気軽に交流できる場が目の前に拡がったのです。

 私は思いました。これは神様がくれたチャンス。結婚できる最大のチャンスだと思いました。そしてそのチャンスを何もかも無にしてしまったのは第1章で書いた通りです。

(あれから6年くらい経ってるのかな?あの頃は本当に楽しかったな・・・。こんなことになるなんて思ってもみなかった。もうええ加減しんどくなってきたわ。このお見合いで終わりしようかな・・・)

「いや、諦めたらアカンわ」

 そして私は結婚相談所に電話しました。

「あのさ、俺だけど、ヤス」

「あら、ヤスさん。今日(お見合いは)どうだった?」

「あかんやろね。ところでさあ、この間、申し込みがあったって見せてくれた、身長162cmだからって断った子なんやけどな」

「はいはい、○○さんね」

「名前は知らんけど、公務員だった?あと国立出てるな?あってる?」

「はい、合ってますよ」

「見合いするわ。段取り頼むわ」

 どんなに辱めを受けようともいいんです。いっぱい恥ずかしい思いして、どんなに無様でもいいんです。これまでの6年間は決して無駄じゃない。最後までやり遂げよう。そう思い直しました。

 そして迎えた次の日曜日、2004年8月22日。私はその女性とお見合いをすることになりました。いつものように事務所に顔合わせをしました。彼女は特に一目ぼれするとかそんなこともなく可もなく不可もなく、真面目そうで将来いい嫁さんになりそうというのが第一印象でした。そしてまたいつものように喫茶店へ移動ということになりました。

「あの、いつも場所は○○○○珈琲ですか」と私

「ええ、そうですね」

「今日はちょっと違う場所にしませんか」

「はい」

 私たちは「今日も暑いですねえ」などとお決まりの天気の話しを軽くしながら駅の方向へと向かいました。

 私はインスピレーションのようなものでお見合いの場所を決めていました。その場所でお見合いすれば必ず成功するという何か根拠があるわけでありませんが直感というかひらめきのようなものがありました。

「ここです」

 そこは例のファミレスでした。

 ネットで「お見合い ファミレス」とキーワードで検索しますとたくさん記事が出てきます。お見合いの場所としてふさわしいか否かという話をしている人がよくいます。

 ファミレスはふさわしくないというのがひとつの見解のようです。お見合いはホテルのロビーにあるようなカフェラウンジでやるのが一般的で私の相談所の近くにはそういうのがありませんでしたので高級喫茶店として名高い○○○○珈琲が利用されていたようです。

 私は敢えてそのルールを破ることにしました。

 結婚可能性ゼロのどん底まで堕ちた私はオトナに従うしかない、それはよくわかっています。でも、神様が結婚のチャンスを最初にくれた1998年7月5日のあの場所にもう一度戻ってみたい、そこに何かある、必ず何かある、そう信じようと思ったのです。

 私たちは店員に促されて席につきました。席に着くと彼女が周りを見渡しているのがわかりました。

「日曜日だと言うのになんだかすごく空いてますね」

 店内は私たち以外の客はまばらで思った通りほぼ貸切状態のようでした。

「ええ。○○○○珈琲もいいんですがあそこは隣の席との距離が近くてね。ここなら一目を気にせずお見合いができるでしょ」

「いいですね。私もそれが気になっていました。ほんと、こんなとこにファミレスがあったんですね。全然知らなかった」

「ここはサウナビルの奥まった所にあるんでここにファミレスがあるのを知らない人が多いんだと思います」

「サウナはよく利用するんですか?」

「サウナはあまりないですが、一度、昼間にコーヒー1杯でおおぜいが集まれる場所という条件で探して欲しいと頼まれたことがありまして、予約するようなところですと高くつきますから、歩いて探し回ったことがあったんです。それでここならと思ったんです」

「穴場ですね。休憩所としてチェックしておきます」

「休憩所ね」(笑)

 最初にそんな会話をしました。

 この後そのファミレスについてはそれ以上は特に何も話しませんでした。このお見合いルールを破った私の行為が彼女にどう映ったかを聞くことはしませんでしたが、 彼女が一目を気にしないでいいことに甚く喜んでいると言うことは感じ取れました 。

 それからは普通にお互いの仕事ことや趣味のことを話し、特にここで書いておもしろいこともありませんので省略しますが、ただ一つだけ言いますと初めて2時間会話がもちました。

 沈黙が続くことなく話題がなくて焦ったりとかもなく、なんとなく普通の会話をしている内に気がつけば2時間が経っていました。彼女は終始にこやかでドリンクバーのカフェラテをおかわりしていました。

 私は仲人士さんの「話がもった人がご縁のある人」という言葉を思い出しました。
 
 次の日の午前中に相談所に電話しますと彼女からOKの返事があったとのこと。勿論こちらの返事もOKです。絶対にこちらから断らないのが信条ですので(笑)当然その彼女が今の嫁というわけです。

 私は3年前につきあっていた女性と別れ、神様がくれた最大の結婚チャンスを無にしてしまいました。でも最後の最後に少しだけ、全てが始まったその「約束の地」を使わせてもらったのです。

 こうして私の嫁探しの旅は終りました。ミュージシャンの追っかけやったり、初めて彼女が出来て失恋も経験して、急に体を鍛え初めて、そしてお見合い。お見合いは意外にあっけなく終わりましたけど最初に「男女比率1:9の世界」を見つけてから6年。今ではいい思い出となりましたが、この6年はこれまで生きた中でも最も自信を持って語れる人生の一コマとなったのでした。

というわけで感動のエンディングロール!(終わり)

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ネットで見つけた男女比率1:9の世界 パート2 第1章
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ネットで見つけた男女比率1:9の世界 パート2 第2章
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ネットで見つけた男女比率1:9の世界 パート2 第3章
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ネットで見つけた男女比率1:9の世界 パート2 第4章
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ネットで見つけた男女比率1:9の世界 パート2 第5章
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<第6章>
(前回までのあらすじ)
 結婚の宛てもなく20代を過ごした私。そんな中、偶然にも圧倒的に女性が多い集いの場を見つけそこで初めてお付き合いするようになる女性をものにする。しかし1年半後の33歳にして結局別れてしまい、再び結婚可能性ゼロに陥る。私はスポーツクラブで体を鍛え始め、女性の見る目が急に変わったと感じ始める。しかし何か今後のプランがあるわけでもなく結婚の可能性ゼロであることは変わりなかった。そこで私は最後の手段として結婚相談所にお見合いの世話をしてもらうのであった。

(お話しは何度かお見合いしてから続きます)

「相手さんからお返事ありました?」

「既にお電話がありました。今回は御縁がなかったということでした」

(またダメか・・・)

 私が入会した結婚相談所ではお見合いの次の日の午前中に相談所の事務所に電話をかけ、仲人士さんにお見合いの返事をすることになっていました。

 そしてお互いの返事がOKであればお互いの携帯電話番号を仲人士さんが教えて、そこからおつきあいが始まるというシステムでした。

 これはどの相談所も同じ感じと思います。因みに私はそういうことがなかったのですが、おつきあいをしながら別の人と同時並行でお見合いするという人もいます。特に悪いことではないそうです。

 先ほどの仲人士さんとの会話は2004年8月上旬頃の話です。当時35歳です。その時点で私は既に3回のお見合いをしていました。最初のお見合いは7月の第一日曜日。結婚相談所の登録申し込みをしたのがは6月上旬でしたが、たまたま仕事が忙しかったり、必要書類の準備に手間取ったりしたせいもあり、初めてのお見合いはほぼ1ヶ月後のことでした。7月の約1ヶ月の間に3人の女性とお見合いをしたわけです。

 約1ヶ月の間に3回と聞いてお見合い経験のある方はどう思われるかわかりませんが私はものすごいスピード感だと思いました。なんせ2002年4月につきあっていた女性と別れた後、ちょこちょこ出会い系をやって以来約2年間新たな女性との出会いなど皆無に等しかったわけですから。何も行動せず日常生活を普通に送っていたら女性との出会いなどありません。私はあらためてそう思いました。

「それにしても難しい。会話がもたない」

 3回のお見合いは全て翌日の連絡で相手からのお断りでした。3回共、このお見合いは失敗だったとお見合いが終わった後、相手の返事を待たずともすぐわかりました。

 お見合い開始直後はお互いの仕事や趣味を聞いたりするのですが段々と話題がなくなり次第に沈黙の時間が多くなって行ったのでした。

 こういうのは焦れば焦るほど上手くいかないものです。結果、相手に好印象を与えることができず応えはNG

 私は仲人士さんに言われた「お見合い時間は2時間」と言うのを忠実に守ろうと努力しましたが、全く初対面の女性と話を2時間もたせることは至難の業でした。

 恥ずかしながら私、自分は女性とのトークが得意だと思っていました。スナック従業員の女性や男性に優しくすることをお商売とする女性が私の話で抱腹絶倒、腹を抱えて笑っていたのを何度も目にしていたので自信を持っていました。

 しかしそれはお見合いトークには通用するものではありませんでした。

 下ネタ御法度、マニアックな話は御法度、初対面の人に濃い話は御法度(ここで書いてるような話しです)。相手は真面目に結婚を切望する至って普通の女性。(男に優しくする従業員女性が不真面目と言ってるわけでないですよ)あくまでもマジメな感じで誠実さをアピールしないといけないのです。

 誠実さなんてアピールしたことがありません。下ネタしか言ったことがありません。ここで書いてるようなアクの強い濃い会話しかしたことありません。

 私はかなり頭を打ちました。今までのことは全て無駄。一からトークを学びなおさないといけない。果たしてこんなことをやっていて本当に結婚できるのか?

 私は気を取り直して電話の向こうの仲人士さんに言いました。

「確か既に決まっているお見合いって次の日曜のあと1回だけですよね。その次のお見合いも決めておきたいので土曜日に紹介リスト見に行きますわ」

「はい、お待ちしてるわ。ヤスさんにお見合いのお申し込みあるから見に来て下さい」

「わかりました。見に行きます」

 そして次の土曜日、私は結婚相談所に行きました。

「お申込みがいっぱい来てるわよ」

 仲人士さんは私が事務所に入るや否やすぐに紹介リストを持ち出しました。
「この方なんかどう?」

「いやあ、ちょっと待ってくれよ。その前にさあ・・」

 因みにお見合い3回目の頃には仲人士さんともぶっちゃけた感じで話すようになっていました。

「(お見合いの)会話がもたへんわ。初対面の女性と2時間も話されへんで」

「ヤスさん、最近何の映画観たん?」

と仲人士さんは言いました。

 私は「またその話か」と思いました。

 この仲人士さんはお見合いの最初の顔合わせの時に話のきっかけをつくる為かよく「最近観た映画は?」と聞いていました。

 映画観賞というのは最も無難な男女共通の話題ではないかと思います。それで仲人士さんはそう聞いていたのだろうと推測します。

 私も自分の趣味の欄に一応書いておくか程度の気で「映画観賞」と書いていました。しかし、その頃は全く映画館に行きませんでしたし家でゆっくりレンタルのDVDを観ることもありませんでした。なんせ、仕事とお見合いの他はスポーツクラブで忙しかったものですから。

(兎に角、少しでも話をもたせないといけない)

 紹介リストには趣味の欄があります。この趣味の欄は話すきっかけを探る手掛かりでした。相手のことは会ってみないとわからないでしょうけど、そこに私が苦手な趣味を書いていれば、お見合いの時間はもたない可能性が高いと考え、お見合い候補からはずすようなことをしていました。

 因みに私が拒否反応を示した女性の趣味を思い出せる範囲でいいますと「スポーツ観戦、ゴルフ、釣り(意外にある)」でした。

 今思えばそんなことを考えるのは馬鹿げたことだったと思います。お見合いの時間をもたせられたら成功ではないのです。短い時間でも自分のことをアピールできたらいいのです。しかし当時は仲人士さんに言われた2時間に拘ってしまい、それを達成する為にはまず趣味の話題で入っていくのが得策だろうと考えていました。

 一体私は何をめざしているのだろうと思ったりもしました。本当の目的は結婚相手を見つけることであってトークが上手くなることではないのですから。
 
「聞き上手は話し上手よ」仲人士さんは優しくそう言いました。

「ああ、わかっている。しかし相手のことを聞くのも1時間ともたない。段々と沈黙が長くなるよ」

「話しがもたなかったらそれで御縁がなかったと考えて見れば?御縁のある方は自然と話せるものよ」

「そんなもんかなあ」

 私はそんな仲人士さんの励ましで少しを気を楽にしました。

 それから仲人士さんは何枚も申し込みがあった方の紹介リストを見せてきました。

 私は人気がありました。殺到していたと言っても過言ではありません。それまでの3回のお見合いは3回とも相手からの申し込みでした。中には「こんな美人が私に?」というものもありました。

(やはり痩せた効果が出たのか?)

 私はいつしか選り好みをしていました。結婚の可能性ゼロで最早選ぶ権利さえもないと感じていた私でしたが、この世界は男女比率1:9の再来のようでした。

 断っておきますが私は面食いではないですよ。寧ろブス専(笑。ただ拘る条件もあって職業欄が家事手伝いか空欄はNG、同年齢か年上(35歳以上)はNGでした。

「じゃあこの方どう?前にヤスさんが断った方だけどどうしてもと言ってるのよ」

「162cmはちょっと高い」

 あと身長も条件でした。あまり思い出せないんですけどこの頃の私の小柄な女性が好みだったようです。最近は寧ろガタイのいい女が好きだったりして。

 結局この日は翌週以降のお見合いの日取りを決めることができませんでした。私は、あと1回だけ決まっている翌日のお見合いを控え「聞き上手!聞き上手!」と自分に言い聞かせ、相手の趣味や仕事からどう話しを展開していくかの作戦を考えながら家路に着くのでした。

ネットで見つけた男女比率1:9の世界 パート2 最終章
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<第5章>
(前回までのあらすじ)
 33歳で結婚の可能性ゼロのチョーやばい状態となった私はスポーツクラブで体を鍛え始め、女性の見る目が急に変わったと感じ始める。しかし何か今後のプランがあるわけでもなく結婚の可能性ゼロであることは変わりなかった。そこで私は最後の手段として結婚相談所の門を叩くのであった。

 カミングアウトしますが実は私、結婚相談所のお見合いで結婚したのです。

 これをカミングアウトというのかどうかちょっと半信半疑なのですが、私以外で結婚相談所で結婚したという人は周りではあまり聞いたことがありません。

 たとえそうであっても隠しているような感じがします。30歳超えて結婚する人で、きっかけが「友人の紹介」の人は十中八九そうです。(何の根拠もない断言!)

 隠すようなことだとしたら、カミングアウトでいいかもしれません。

 業者(結婚相談所の自虐的表現)に頼らなければならない状況に陥った、あるいは最初からそれしかなかったことを知った時は非常に残念でしたが、今は良い嫁、かわいい子に恵まれて、とてもよかったと思っています。

 業者に頼ったことは他人には堂々と言うようにしています。

 最近はもうあまりないですけど以前は年に1回あるかないかですが「結婚のきっかけは?」と聞かれることがありました。そういう時は「結婚相談所に登録してお見合いしました」と応えます。

 それに対するこれまでの反応は、意外な応えに困った様子で「ふ~ん」と言うしかないか、「出会いは何でもええ。それも出会いの一つや」なんて何だか私が間違ったことでもしてフォローでもされるかのようなのが多かったです。まあそうやってドン引きさせて反応を楽しんでいるんですけど。

 余談になりますが嬉しかった反応も言いますと「どんくらい金かかった?」って食いついてきたことですね。私は「こうこうこうで総額ン十万(詳細はあとでいいます)かかったかなあ」と言ったのですが「それメッチャ安いやん!」と言われました。

 その嬉しい反応は高校の時からの親友で私と同じく結婚に苦労したタイプの奴。私のように最終的にお見合いではありませんでしたが、女性にかなりの高額プレゼントをして次の日連絡が取れなくなったという武勇伝を持っているような人です。恐らく彼はそういう自身の数々の失敗を思い出して結婚相談所がリーズナブルと感じたのでしょう。彼は業者に頼むことより自力でやることの方がもっともっと無駄なお金を遣うのだということを私に言わんとしたのです。

 話し戻します。2004年6月、私は満を持してある結婚相談所の門を叩きました。

 結婚相談所についてはネットでメッチャ調べました。勿論、結婚相談所について知るのは初めてでしたが、中には入会金と会費がバカ高くて積極的に成婚を促さず長く会員のままでいてもらうことで儲けているような悪質な業者もあるようでした。私は入会金、月会費がリーズナブルで、成婚した際に成功報酬を納めるタイプにしました。

 雑居ビルの一室にある事務所に入ると少し化粧が派手目の高齢の女性がテーブルに案内してくれました。私はいかにも若い人の世話が大好きなおばさんという第一印象を受けました。

「どうぞこちらにお座りください」

「こういうの全く初めてです。お見合いもしたことないし」

「そうですか。あなたならお見合い申し込み殺到よ」

と謎の言葉を言う女性(こういう世話をする人を仲人士さんと言って資格試験もあるそうです。以下、仲人士さんと言います)

 そしてまずお見合いの流れについて簡単に説明してもらいました(あくまでも私が入会した相談所の場合です)

「まず初めにこの事務所に来ると女性の会員リストが閲覧できます」

「こんな感じよ」と言って仲人士さんはいくつか見本を見せてくれてました。



 リストは一人一人1ページを割いた「紹介カード」というものになっていて写真、生年月日、職業、学歴、趣味、簡単な自己紹介が載っています。あと、初婚再婚とか家族構成とか書かれています。勿論、個人情報ですので名前欄は空白、仕事、学歴は最低限の表現にしています。本人の希望だと思いますが写真が載っていないものもありました。

(なんかリアル。これって実在の人?見てもいいのか?私はまだ会員でもないのに)

「リストの中からお目当ての女性を選んでもらったら、相手の女性にお見合いのお申し込みがあったことをお伝えします」

 それから相手の女性が事務所に来た時に私の紹介カードを見てもらい、それでOKならそれからお見合いの日取りを決めるという流れになるとのことです。

「私の紹介カードをみる為にわざわざ事務所にきてもらうってなんか悪いですね」

「そんなに気を使わなくていいのよ。女性があなたのことを気にいらなかったら男性リスト見て他の男性にお見合い申し込みして帰ればいいだけだから」

「あは。それもそうですね」

「それからお見合いの日はまずこの事務所に来てもらいます。それで10分ほど顔合わせをした後、2人だけで移動、そこでお話しして各自解散になります」

「場所は喫茶店とかですか?」

「ええそうよ。○○○○珈琲さんをみなさん良く使われるわ」

 ○○○○珈琲は高級喫茶店だと聞いたことがありますが、なんだかすごくラフな感じです。私が想像していたお見合いとかかなり違っていました。

「お見合いって何時間くらいなんですか」

「そうねえ。2時間くらいかなあ、みなさん」

 その時の私はこの2時間という時間についてあまり何も思いませんでした。文字通り「2時間、女性と会話すればいいのか」としか思いませんでした。私はこの2時間がどれほど過酷な時間になるとは今は知る由もありませんでした。

 それから入会するのに必要な書類や費用など一通り説明を聞き、特に問題は見当たらず、ネットでも評判を調べておったこともありましたので、すぐに入会を決めました。そして身上書(お見合い用語でプロフィールカードのことです)を記入しました。

 身上書に書く項目は先ほど見せてもらった女性のリストとほぼ同じ感じですが、会社名、卒業校名を実名で書くなど多少詳しくなっています。

(家族構成を書くのがおもしろいな。片親とかわかっちゃうな)

 先ほど見た女性の紹介カードもそうでしたが私には「知り合う前から家族構成がわかる」ということを不思議なことに思えました。

 お見合いだから当たり前のことなのかもしれません。私の薄い知識の中の話ですが女性が次男かどうか拘るということは聞いたことがあります。次男であれば親の面倒を看なくていいという話だったと思います。そこに拘るかは人それぞれと思いますが、身上書の各項目を埋めていく内に私は「昔はもっと周りの女性のことを知っていたなあ」などとおかしなことを思いました。

 学生まではクラスの住所録が配られて住んでいる場所を知っていました。個人情報云々がうるさくなってからはなくなりましたが会社に入ってからも昔は年賀状を出すために住所録が配られたものでした。

 住所録の話はまあいいんですけど、少なくとも同じ学校、同じ会社であることは間違いありません。間違いなく知っています。そうやって相手の素性をある程度知っていて安心感を持っているのです。そういう意味で学校や会社がお見合いの場を提供していると言えるのではないでしょうか。

 学校時代、会社の縁での結婚の可能性が全くなかった私には、合コンなどで「どこの馬の骨?」という出会いしかありませんでした。いえ、そういう出会いを否定するわけではないですけど、この度、女性の紹介カードを見たり、自分が事細かく身上書を書いてみて、今まで自分が結婚しようと思ってやってきたこととかなりのギャップを感じたのでした。

「年収いくらだったかなあ?」

「今は大体で書けばいいわよ。証明になるものを提出してもらいますので違ってたら訂正しておきます」

「やっぱり年収を書くのは男だけなんですね」

「昔からそうよ。どんなに時代が変わってもこういうところは変わらないのよ」

 私は思い出せる範囲で身上書の年収欄に金額を書きました。

 そういえば私は先ほど見せてもらった女性の紹介カードの年収欄はどれもこれも空白だったことを思い出しました。女性が結婚相手の男性に年収を求め、結婚相談所とはそういう世界であることはネットで調べた時から知っていましたが、逆に女性には年収が不問であることは考えたこともありませんでした。

 私は昔、男は三高と言われていたことを思い出しました。高学歴は兵庫県限定のローカルルールでなんとか満たした、高身長、高収入はアウト!と友人と話したものでした。また男余りで何%かの男は結婚できないと言われ、もてない男はふんだりけったりでした(一応、今後の伏線ですので抑えておいてください)

 では書類の提出みたいな話もちらっと出ましたので、ここで結婚相談所に登録する時に必要書類について箇条書きにしてみます。結婚相談所に全く縁のなかった人にはおもしろくなんともないかもしれませんが。

●写真(まあこれはわかるでしょう)
●戸籍謄本又は独身証明書
 最近は個人情報保護の観点から戸籍謄本の提出はなくなっているそうです。独身証明書は役所でもらえます。
●運転免許証(ある人のみ)
 身分証明書の意味もありますが免許あるかどうかってその後のお付き合いにとって重要なんだろうと思います。
●最終学歴の証明書(短大卒又は大卒のみ)
 同窓会名簿とか卒業アルバムでもいいそうです。私は家の額に飾ってあった卒業証書を持っていきました。
●資格(国家認定)を身上書に記入する場合それを証明するもの(ある人のみ)
●年収500万円以上の金額を身上書に記入する場合、源泉徴収票などそれを証明するもの(勿論、年収を書かなければならない男性のみ)

「最近写真撮ってないですわ。カメラ屋で撮って来ようかなあ」

「じゃあ今ここで撮ります?」

「え?」

 すると仲人士さんはデジカメを持ち出して私を窓際に座るように促し、写真をパシャパシャ撮り始めました。派手目のおばさんにデジカメで写真を撮られる私。なんだか滑稽な光景のように思えました。

 見せられた写真は少し逆光?と思いましたが紹介カードは会員さんだけですけども不特定多数の人が見るものですしこの程度でいいかなと思いました。

 ついでになりますけど気になる費用ですが記憶の範囲で紹介しておきます(あくまでも私が入会した結婚相談所の場合です。また10年前の情報です)

●入会金 約3万円
●月会費 約7千円
 お見合いしなくても払います。月会費を払っているからというわけなのかわかりませんが、毎月会報誌(紹介カードを集めて小冊子にしたもの)が届きます。会報誌を見て気にいった女性を見つけたらお見合いを申し込んでもいいそうです。
●お見合い 1回につき2千円
 月会費とは別に1回毎に払います。
●婚約成立料 約20万円
 めでたくご成婚に至った場合、男女それぞれから支払います。ここで結婚相談所を退会します。

あと、写真撮影料840円(さっきので金取るんかい!)

「では、書類が揃って初回費用の振込が終わったら入会です。それからお見合いを進めていきます」

「来週までに全部揃えてまた次の休みに来ます」

「お待ちしていますよ。頑張ってください」

 という初めて結婚相談所の門を叩いた1日のお話しでしたが、これからどうなるかなんてすぐには何も考えませんでした。相談所をあとにした後、その足でスポーツクラブへ行って汗を流して家に帰ったことだけは鮮明に記憶しています。

(つづく。今回は会話文を入れて小説風にしてみました)
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