『サファリング・ザ・ナイト』が終わり、想いを深く巡らせつつ、な日々です。写真は、地下空港の俳優・野田孝之輔と渋谷でラーメンを食べた、の図!のすけと、公演や、世界のあれこれを話しつつ頂くラーメン、美味だったなあ。(^^)煮干しラーメン凪、というお店でした!↓

 

 

 

さてさて、春がやってきていますね。

 

近所のハクモクレンが美しく咲いていました。(^^)↓ 公演中って、劇の中の時間に飛び込んでいるので、外で何が起こっているのか、一時的にわからなくなります。なので、気づいたら花の季節に。

 

 

 

そんな日和の中、

 

僕は4〜5月の渡英に向けた準備を始めております。2度目のウェールズ。めっちゃ楽しみです。(^^)5月20日に北ウェールズにて本番があり、そこに共同脚本と俳優で参加します。

 

実は私、2014年のウェールズ国立劇場の招聘後も、ウェールズや英国のアーティストの来日をサポートをしてきました。

 

 

 

写真はクレア・パリー・ジョーンズさん。2014年以降に、2度来日して下さり、1度目は彼女のリサーチをコーディネートしたり、ワークショップをやったり、江ノ島の海で彼女のパフォーマンスを映像作品にしたりしました。(^^)↓

 

 

 

そして、2度目の来日では『赤い竜と土の旅人』を観劇してくれて、めっちゃ感動してくれました。下は、その時の記念写真!

 

 

そんなウェールズとの国際交流を、じっくり続けておったところ、また2016年春に東京を訪れたウェールズの演出家ブリジット・キーハンさんの新作に、僕が参加させて頂くことになった具合です。

 

作品名は『Project Hush』(静寂の計画)といい、北ウェールズにあるリドアムイン・バレーにある、第二次世界大戦中の軍事核開発施設跡地にて、人間と核をめぐる、場所を使った(=site specificな作品)新作をつくるのですが、それに僕が日本人として加わらせて頂きます。

 

『赤い竜と土の旅人』も、ウェールズに日本の人々によって造られる新しい原発のリサーチなどを行って、創った寓話音楽劇でした。21世紀、科学技術と人間の関係がより一層、重大なテーマになってゆく中で、『サファリング・ザ・ナイト』では仮定的未来を描きながらそれを問いかけました。そして今回は世界の核の歴史を振り返り、その一つの歴史的な現場に身体として立ちます。日本人の表現者として、考え、作品の一部になるため、旅をして参ります。

 

 

なのでしばしの間、ちょっと花の香りを吸い込んで、パワー充填。脚本と演出、毎回、お客さまに喜んでもらうために、魂を削るように行っています。なので、公演終わると、しばらくはヘロヘロになっています。笑 ですが今後も、気持ちを込めて、創作を続けてゆくつもりです。

 

そういえば、本当に嬉しい頂き物がありました。僕が大好きなペーパーブランクスがリリースした、シェイクスピア400周年記念のペーパーホルダーとペンケース!さっそくカバンに導入し、ありがたく使わせて頂きます。(^^)

 

 

このような、創作への勇気や、暖かい気持ちを頂いたり、確かめ合って、この劇の道を再びじっくりと進んで行きたい。そう心から願う日々です。イギリスで大いにパワーチャージして、みなさまにまた、心底楽しくて、意義のある作品をお届けします。ので、ぜひ引き続き、応援のほど、宜しくお願いします!(^^)