麦麹作り | くじらぐもびより

麦麹作り

 先々週は米麹を作りました。

今週は麦麹です。

 

 一晩浸水しておいた大麦を水を切り、蒸して、麹菌をまぶして

室で48時間発酵させます。

 

 

 お米よりも麦はふっくら。 量も膨らみます。

 

 今日のまかないは中華まん。 前回米を蒸している時、大きな蒸し器で

中華まんを蒸したい、ってさっちゃんにつぶやいたのでそうなりました。

 

 高根町で農薬不使用で米や粉、野菜を作っている浅川尊彦さんの

小豆や地粉を使って作りました。

あんこの方はイーストを使って。 肉まんの方はくじらの自家製酵母生地を

使って食べ比べしてみました。

イーストはふんわり、自家製りんご酵母は粉の甘みもありどっしりした味わい。

 

 この大きな蒸し器で蒸しあげます。

 

 

 具と生地を均等に包むのが難しい。 見た目は少し悪いけれど、

とっても味わい深い中華まんでお昼ご飯。

 

 

 くじらの床板スペースの家具や敷き布をはずして、ホットカーペットと

竹とビールケースと毛布、木の箱で手作りの室を作ってここで

麹を発酵させています。

また金曜日には通常のお店に戻る、ということを冬の間やっています。

 

 あちこちいろいろなところで道具たちも集まり、おいしいを

生み出しています。

 

 

 仕上がった麦麹。 

 

 2日目は、麹の手入れをした後、広島の呉、戦時中がテーマの

「この世界の片隅に」という映画を観てきました。

日々の暮らしがどんなに大切なものか、重いテーマながらも

温かい気持ちになるとってもいい映画でした。

ぜひ、たくさんの方に観てほしいです。

 

 ちょこっと2日目長い時間、麦麹を留守番させてしまったけれど

なんとかいい子に育ってくれて感謝です。

 

 米蔵でできあがった麦麹を薄く広げて乾燥させます。

 

 農薬不使用で育てられた地元の大豆、米、大麦を使って

作る味噌。 顔の見える安心素材で作ることの出来る贅沢。

こういう暮らしが自分もちゃんと紡ぎ続けて、次の世代にもちゃんと

受け渡せるようにしていきたいなー。

 

 くるちゃんがかじった毛布をささっと繕ってくれるさっちゃん。

 

 

差し入れのパン。 

 

 さていよいよ2月8日(水)に手作り味噌を仕込みます

10時から。 誰でも参加できます。 子ども連れも大歓迎です。

よかったら一緒に手前味噌作りやりましょう!

持ち物:エプロン、三角巾、あれば長靴、暖かく動きやすい格好、

味噌を入れる容器、材料費とお昼ご飯代

 

申し込み 0551-25-4053