もちつき大会! | くじらぐもびより

もちつき大会!

 2011年のくじらぐもの初イベントは餅つき大会!

つきたてのお餅は幸せになれます♪


 今朝は雪で庭がほんのり白くなってた。

すぐ消えるくらいの雪でほっとしたものの、陽だまりもなく、めちゃめちゃ

寒かった・・・


 玄米のもち米は2日前から。白米のもち米は前日から浸水。

今回は5升ずつ。 6ラウンド。

この臼は1升づきくらいの大きさ。


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 かまど2つと蒸し器を使ってもち米を蒸します。玄米は

1時間くらい。 白米は蒸し時間が短いです。


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 まずは杵でつぶしてつぶれて、粘りが出てきたらつきはじめる。

玄米はとにかく早さが勝負だそう。

2つ杵を用意して、すばやくやると粒粒が残らないおもちがつけるそう。

今回は粒粒になりました(^▽^;)


くじらぐもびより  ほやほや 湯気

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くじらぐもびより  夫婦バージョン1


くじらぐもびより  2


くじらぐもびより  3

 さて、息はぴったり合ってるのでしょうか・・・


くじらぐもびより  辰年コンビバージョン


くじらぐもびより


くじらぐもびより

 毎年一回だからいろいろ忘れちゃうよー


くじらぐもびより

 桜海老バージョン。 ほんのりピンク色でかわいい♪


 今年は高根町の浅川さんがもち米を新たに作ってくださったので

浅川もち米です。 きな粉も浅川大豆で作ったきな粉。

本当に素材の味がおいしいです(*^o^*)


 『Ryuz』で採れた大根で絡みもちにしたり。 浅川小豆と黒砂糖で

私がぜんざいを炊いたのでそれと食べたり。

いろいろなバリエーションで至福のひと時。


 今回は仲間ばかりのもちつき大会でしたが、もっと一般の

お客さんともこの楽しさ、幸せを一緒に共有できる時間になっていったら

うれしいなーと思います。


 今回の1番の目からうろこは手ぬぐいを蒸し布に代用したので

6ラウンドやっているうちにもち米は粘りがあるので手ぬぐいだと

目が詰まりやすく、蒸気があがりずらくて、

米を蒸すのに時間がかかったこと。 次に使う時は熱湯で洗う。


何でも道具には意味があって、蒸す時間もちょうどいい頃合というのが

あって、時間をかけた方がいいところと、短時間で仕上げた方がいいところと。

これもやってみて分かることだなー。


 4月17日のフィリピンの子どもたちとのコラボイベントでは日本チームは

もちつきをやる予定。

今回の経験を生かしたい(^人^)



 おもちつきは、神様をお迎えしたりお供えする神聖な行事だったそう。

そのためござの上でしめ縄を臼に巻いたり、厳粛に行われていたことも

あったそうです。

来年の豊穣と。 今年一年の恵みに感謝をしながらつく。


 楽しいとおいしいと。 その裏にあった意味も少し思い浮かべて、やると

さらに面白いなーと感じています。


 ある本を読んでいたら 道具の年取りということが載っていて、

普段使っている道具(例えば桶、鎌、鍬などをきれいにしてしめ縄を

張り、餅などを備えて、正月には感謝して休ませていた、というのを

見つけました。


 昔の日本人のスピリットってすごいなーと改めて感じました。


 物を大切にということが頭でなく、心で感じていたんだと。


 なかなか同じようにまねをする、というのは現代では難しいところも

あるけれど。

やっぱり思っていることは全て行動につながるというか、生き方に

出てくると思うので、少しでもいいな、と思うところは心がけることから

はじめたい、と思うのでした。


 男性がいて、女性がいて、子どもがいて、お年寄りがいて、

動物がいて。

おもちつきは、無理なくそこにいるみんなが楽しめる行事だなー。

そういう場や時間をもっと持てたら楽しいな。


 さて、夜は森の市反省会と4月のフィリピンのイベントの打ち合わせと。

新年会。

2011年もいろいろなご縁を大切にしながら 歩んでいきます!