昨夜は知人で同業の 間瀬 樹省氏にお誘いいただいたケアスタディ株式会社さん主催の講座

「認知症を支えるデザインのちから」を拝聴してまいりました。

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講師の先生は、在宅及び施設で認知症のご家族の介護を経験され、現在はグループホームに勤務しながら認知症を支える環境づくりの研究をされている、工業デザイナーで東海大学講師の山崎正人氏ということもあり、沢山の受講生がお見えになられてました。

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内容の一部をご案内ページより抜粋

・ものを見つけやすくする色の工夫

・ポット、コンロ、棚や家具を使えるようにする工夫

・危険だからと道具を片付けてはいけない理由

・安全のためのリフォームは慎重にすべき理由

・排泄がうまくいかない理由と対策

・回想と想起のコーナー作り

・鏡を場面によって使い分ける方法

・認知症をますます重度化させてしまう介護とは



受講して感じたのは、山崎先生ご自身が介護経験の中でトライアンドエラーを繰り返しながら、安心に繋がる環境づくりをブラッシュアップされた努力は、並大抵では真似できないということでした。



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建築士や社会福祉士は「一を聴いて十を知る」的な相手の事を先読みしがちな職種ですが、工業デザイナーは「じっくり観察すること」から必要なものを見出すという手法とのことで、新たなアプローチの仕方を学んだ気がします(^^)

全部で4回に分け講義があるので、予定が合えば引き続き学んでいきたいと思います♪