今日は日本社会福祉士会主催の「第11回独立型社会福祉士全国実践研究集会」へ小金井の東京学芸大学キャンパスに。

会場


参加者は全国から来られてました。



今回のキーワードは「ケアラー」

講演された先生曰く、介護・看病・療育・世話・気遣いなど、ケアの必要な家族や近親者・友人・知人などを無償でケアする人のことをいい、日本では介護者に当てはまるようです。


介護保険法において焦点は「される側」にありますが、「する側」にも生活において様々な支障があり、支援対象を「個人」から「家族」にという話し合いになりました。

とくに「ヤングケアラー」(未成年者による親の介護)は、就職や人生に多大な影響が出ます。

サポートするにあたって、ケアマネさんやヘルパーさんは自分の仕事の枠があり、家庭支援は仕事ではありません。


誰がヤングケアラーの存在に気付くべきかという話も、「学校の先生」「スクールソーシャルワーカー」など様々な見解が発表されましたが、私個人で感じることは、若者はネットを通じて相談する人が多くSNSやQ&Aサイト(ヤフー知恵袋など)に苦悩が寄せられているということです。


周りが気づかなければ、ヤングケアラーご本人が何処にどのように行政や社会にアプローチをすれば良いか、有識者の回答が導いてあげるとご本人も気持ちが軽くなると思うのですが。


ご本人の事例など、ネット上には書けない内容もあるので、このような勉強会は参加するに限りますね(^^)


スクールソーシャルワーク研修も埼玉県社会福祉士会主催で来月あるので、現在の試みなども勉強してこようと思います。